私は広汎性発達障害（ASD、ADHD）です。
コミュニケーションと感情表現に苦手意識を持っており、雑談や報連相などが上手くできず、職場に居づらさを感じながら仕事をしていました。
何度も転職を繰り返し、段々と周りの人との違いが顕著に表れるようになり、年齢相応の振る舞いができず、生きづらさを感じていました。
今まで、特性や障害は全く別の世界とのものと捉えていたので、ずっと困っていたことが実は特性によるものとは想像もしていませんでした。
CONNECT新大阪事業所に通う中で、同じように就職活動で苦労している人がいることを知り、自分だけが苦労しているのではないことに気づくことができました。雑談の練習をしたり、ビジネスマナーや報連相の大切さを学ぶことができました。また、履歴書の添削や面接の練習など、一人ではできないことを教えていただける自分にとってとてもありがたい場所でした。
以前も就職活動はしましたが、そのときは人の力を借りず一人で戦っていましたが、CONNECTに通うことで仲間ができ自信を持って就活することができるようになりました。
担当の八澤支援員に一人暮らしをしたいことを伝えたところ、賃貸の契約を一緒にしていただき、CONNECTの近くに住むことができ毎日通所できるようになったので感謝しています。
また不安そうにしている際には常に声をかけて下さり、面談を通して安心できる居場所を作ってくださいました。人と話すことが苦手だった私を理解して、企業見学や面接の行き帰りに話をすることで雑談の練習になり自分の弱みに寄り添ったサポートをしていただきとても助かりました。
CONNECTの訓練で、ディスカッションプログラム、実際の職場に見立てたチームワーク訓練（業務訓練）、休憩時間の雑談がコミュニケーション能力の向上に役に立ったと思います。ディスカッションは全員で意見を出し合い結論を決めますが、全員が黙ったままだと議論が進まないと気づき、意識してからは積極的に発言するようになりました。業務訓練では作業を円滑に効率よく進めるために、自分がしなければならないことを考え行動するようしました。すると、自然と他の方とコミュニケーションを取るようになり、話すことに対して苦手意識が無くなっていきました。
軽作業の訓練（作業訓練）を初めて見たとき訓練の意図を理解しておらず、これが訓練になるのかという不安な思いが最初はありました。しかし訓練をしていくうちに採点だけでなく、「どのように改善するとよくなるのか」というフィードバックをとることが実際の仕事での「質問の姿勢」につながると気づくことができました。そして目的意識をもってやってみるととても楽しく、自分にはこういうものが向いているんだなと気づくことができました。
私はデータ入力・書類の裁断・清掃を行う仕事に就くことができました。この会社を知ったきっかけは、担当支援員さんに紹介して頂き、実習では上司の方が丁寧に教えてくださり、仕事自体もやりがいがあり、この職場・仕事なら続けられると思いました。また、掃除という作業がもともと好きだったということも続けられる要因になりました。データ入力に関しては、CONNECTの訓練での経験が活かせると思いました。
今は無遅刻無欠席で仕事を早く覚え、何事にも懸命に取り組むことが目標です。生活が安定してきたらハムスターが好きなのでハムスターを飼いたいです。また、その時々で欲しいと思ったものが欲しい時に買えるような生活がしたいと考えております。正社員として長く働き安定した生活をし、ゆくゆくはお金を貯めて、今よりもさらに自立して楽しく生きていくことです！
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