私は頭の中で物事を整理することが苦手です。前職は工場で働いていましたが、作業の優先順位が分からず、残業を繰り返し、体調を崩してしまいました。また、抽象的な指示が理解できなかったため、上司の指示と違うことを行ってしまうことがありました。
他にも感覚過敏の特性もあり、体調を崩すと太陽光がまぶしく感じ、外出すらできない状況になりました。
CONNECTなんば事業所で体調管理の記録を始めたことと、ウォーキングプログラムに参加したことで、当初は週２日の通所でしたが、３カ月後には週5日の通所ができるようになり、生活リズムを整えることができました。実際に働く現場をイメージした実践的な訓練をする中で、情報の整理や優先順位づけなど、「頭の中で処理しきれない時は、メモを取り可視化することで整理できる」ということが分かりました。また、ブルーライトカットメガネを使うことで、長時間のPC作業も負担なくできることに気付くことができました。
CONNECTでは沢山の企業見学や実習を経験させて頂けたので、就職後をイメージしやすく、理想の環境を絞り込むことができました。
また、なんば事業所支援員の村上支援員は、卒業後の支援の必要性も考えて下さり、相談先を複数作る環境づくりを一緒に進めてくださいました。特に役所にも一緒に出向いてもらった際には、自分では説明できないこともフォローしてもらえたので本当に助かりました。
帰り際に「困った時にすぐ必要な支援が受けられないような制度はおかしいです」と、同じ思いにたって代弁してくれ、とても親身で熱い支援員さんで感動しました。
相談することが苦手で、今までは悩みを一人で抱え込んでいましたが、なんば事業所の村上支援員とのやり取りを通して、誰かに頼ってもいいこと、一人で全てを解決しようとしなくていいことを知れました。
相談することで、自分には思いつかない対策を提示してもらえ、自分の選択肢や可能性が広がることにも気づかされました。今では多くの方にサポートしてもらいながら、以前より楽に生活できるようになりました。
また、合同企業説明会に参加したことをきっかけに、障がい者雇用特例子会社で事務補助の仕事に就くことができました！
担当者の方の説明が理解しやすくスッと頭に入り、その方が直属の上司になられるとのことで、この方の下であれば、苦手な言語理解の点で負担が少なく済むのではと直観的に思いました。
その他の障害特性への理解も得られ、長期的にステップアップが考えられる環境だったのも魅力でした。また、体調のことも考慮していただけ、就業時間も時短勤務からスタートできたのも助かりました。休日や勤務時間が固定され、プライベートの時間も充実できそうな所も良かったです。
CONNECTは、「楽しみな学校」という感じでした。支援員さんの配慮もあり、利用者さん同士が仲良く、お互いを尊重できて居心地が良かったです。休み時間の雑談やゲームなども良いリフレッシュとなり、楽しみの一つでした。就職でめでたく卒業しますが、CONNECTに来られないのが寂しく感じてしまいます。
今後の目標としては、体調を崩さず、長くこの会社で働けたらと思っています。将来的に正社員登用される方もいらっしゃるようなので、まずはそこを目指していきたいです！
プライベートでは大好きなセレッソの観戦を毎月行けるようにしたいです(笑)
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