私はうつ病と発達障害で、自分自身ではなかなか気づきにくい状況が長く続いていました。心療内科の先生の知能検査など客観的で適切なアドバイスがなければ、「自分自身を傷つける」「衝動に駆られる」など恐ろしい病気なのだと改めて感じました。
前職はクローズ就労でしたので、周囲の方に理解されにくい環境でした。いきなり重要な仕事を任され、機械の操作を間違えると何十分も説教されることがありました。その結果、会社から解雇を言いわたされ辛い気持ちになりました。
CONNECT新大阪事業所のプログラムの中では、支援員の方が題目を決めて利用者さん同士が本音で語り合う「ホンネで話そう」というグループワークが印象に残っております。他の利用者さんの仕事に対する姿勢に圧倒され、私にはよい指針となり精神的にも改善されました。
私はウォーキングプログラムにも毎日欠かさず参加しておりました。30年間民間企業に勤務してきた結果、知識や知恵より体力が大切だと実感し継続して参加しました。
CONNECTの就職に向けての訓練の中で、一番考え方が変わったのが軽作業訓練です。苦手な作業ランキングでいうと、第一位「綿棒」、第二位「電子パーツ」、第三位「ビーズ」、第四位「ボトル」、第五位「パーツセット」といった感じです。合格点を出せたのが「ボトル」と「パーツセット」だけだったのが何とも悔しいかぎりです。
そしてこの訓練で大事に感じたことは、障害に対する捉え方です。他の人はたやすくできることが、私には人の何倍も時間がかかるのだと訓練を通して痛感しました。
他の利用者さんの頑張りを見聞きして私も追随しなければいけないと思い感化されました。
緊急事態宣言期間中、担当支援員とZOOM機能を利用して、約2週間MOS（Excel試験）の勉強をしたことが良い思い出となっています。その支援員の部屋の片隅にはエレキギターが置いてあったのですが、「何か一曲弾いてください」と頼めなかったのが今でも心残りです。(笑)
もう一つは、介護職員初任者研修の論文作成でつまずいていた時、訓練後の時間まで助けて頂いたことにとても感謝しています。
私にとってCONNECTという場所は、穏やかに自分自身を見つめ直せる「人生修行」をしている様な癒された毎日を過ごせる場所でした。
私は介護の仕事を選びました。その仕事を選んだ理由はヘルパーの資格を在所中に取ったこともあるのですが、やはり人は決して一人では生きていくことができないと認識したからです。
これからの目標は、まず他の従業員の方の足手まといにならないように、高齢者介護の仕事を完璧に遂行することです。私が担当するのは洗濯室なのですが、早く仕事を覚えられるようにできる範囲でメモ取りをしながら、早く仕事を覚えられる様になりたいです。
ご希望の事業所へご連絡いただければスピーディーに対応が可能です。
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