前職を退職してから週5日の勤務や病状の把握が難しくなりました。具体的には1日外に出たり活動すると3，4日は動けなくなり、お風呂に入る、出かける準備をする、人と話すなど全てのことが億劫になって何もできない日々が続いてしまいました。またアルバイトの面接や就職説明会に何とか行けたとしても、面接で不安に襲われ泣いてしまうこともありました。そんな日々が続くことでこれからの将来や病状に対しての不安が日に日に大きくなっていったのを覚えています。発病前は活発な性格であったため、友人に相談する勇気も持てず、家族でさえも私の病状を理解するのが難しいようでした。何もできない自分に不安や苛立ちが募り動悸が激しくなったり言葉につまる等の症状が表れるようになりました。また、その一方で何も考えてない時間があると過去の辛いことを思い出し苦しくなってしまい、「このまま何も出来ないまま生きていくことになるのかぁ」と考えるようになっていきました。
CONNECT天王寺事業所で毎日の体調管理記録や病状理解についてのプログラムがとても役立ちました。どのような時に体調が悪くなり、どうすれば改善できるのか？を毎日書きだすことで自分のリズムが分かるようになりました。また週に1回の担当支援員との面談では病状のことから日々のちょっとした悩みまで何でも話すことが出来たので心を整理にするのにとても役立ちました。その中でも一番有難かったことは、以前通院していた病院に同行して下さったことです。通院同行していただいたのは書類を書いてもらうだけのことだったのですが、気持ちが重くなかなか踏み出せずにいました。そんな中、園田支援員が同行してくれると担当医に声をかけて下さり、この一歩を踏み出せたことが後の新しい未来への大きな第１歩となったことを心から感謝しています。
就職活動中は応募書類の添削を担当支援員以外の支援員の方に何度もやっていただいて、「ここがよかったね」「ここはちょっと止めた方がいいよ」など率直なご意見をいただけたことがすごく参考になりました。そしてCONNECTに通所して
「生活訓練」に励みました。生活訓練ではセルフケアシートの記入により、どういう時に調子が悪くなるのかそのサインに気付くことができたことで自分の障害とどうやって向き合っていくかを理解できたことが一番の大きな成果です。私だけではなく家族も私の障害とどう向き合ったらいいかわからない・受け入れられないといったことで衝突してしまうこともありました。「私にはこういう障害があって、これからの人生この障がいと共に生きていく」という決意を持つことができた時間になりました。
アパレル系の営業事務の仕事に決まりました。面接に行った際、会社の人達の印象がとても良く、何よりも一人で自立して生きていけるくらいのお給料をいただけるということが素直に嬉しかったです。当初、契約社員で総務の仕事の募集で応募しましたが、面接での印象が良かったとの理由でまさかの正社員での営業事務のお仕事を提案していただきました。仕事のやりがいを求めたい自分にとってはこれ以上無い有難いお話だったので、内定をいただけた時は本当に嬉しかったです。これからはこの会社で役に立つような人材になっていきたいです。そして自分らしくのびのびと、身の丈に合った生活を続けていきたいと思っています。
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