こんにちは。新大阪の猪原です。
みなさんも、誰かに相談をされることがあるかと思いますが、悩みが解決したり、
とりあえずスッキリできたり等、良い結果は得られていますか?相談はする方も、される方も難しいものですよね。
だけど、良い結果に繋げたいというのが、本音ではないでしょうか。
私の場合は、それが仕事ということもあり、どうすれば相談業務が上手くなるのかというのは、日々の課題でもあります。
そんな私に、大きなヒントを与えてくれたのが、定着支援中の利用者さんからのお悩み相談でした。
相談にのる難しさ
定着支援中は、働いている利用者の方がやり易い時間に、定期的に連絡を行うことがあるのですが、
今回はお昼休憩中にもらった電話だったので、
限られた時間
電話での支援
という、短時間での相談で相手の表情もわからない中の支援、という難しいシチュエーションでした。
結果としては、ある程度的を得た助言ができ、少し悩みが解決できたようでお礼を言ってもらうことができました。
私としても、とても嬉しい瞬間です。
ただ、電話を切ってから、なぜ上手く伝えられたんだろうとふと気になり考えていましたが、答えはシンプルなことでした。
素直になるということ
利用者の方がしてくれたことが答えでした。
それは、素直に恥ずかしがらず、率直に自分の気持ちを伝えてくれたことです。
そのお陰で、電話越しでも表情が伝わってきますし、最小限の内容でも話の要点が理解できました。
これが、私に問題点や解決策を見つけさせてくれた一番の理由だと思います。
要するに、利用者の方に感謝しないとということですね。
相談は相談されるまでが大事
冒頭の方で、相談の力を向上させることが課題と言っていましたが、大きな間違いだと気づきました。
難しいシチュエーションとか、相談の受け答えとか、そんなこと、ほとんど関係ないということなんです。
相談という場面で最も大切なことは、相談する側の素直な言葉なんですよね。
それさえあれば、悪いシチュエーションとか、相談に不馴れな人とか関係なく、悩みは解決されると思います。
なので、私が今課題とすべきことは、現在通所している方との時間を大切にすることなんですね。
小手先のテクニックは二の次ににして、利用者の方の側にいられるうちに、たくさん会話をし、一緒に苦楽を共にすることで強い信頼関係を作る。
それこそが、基本なんだと痛感した次第です。
相談のコツ まとめ
要するに、相談が上手くいくコツとは以下だと思います。
相談する側は、誰にでも素直に話せる力を身に付けること
相談される側は、誰にでも素直に話してもらえるよう、日頃から信頼関係を作ること
厳密には、会話のテクニックも重要かもしれませんが、今回の定着支援で、テクニックでは片付けられない場面に遭遇し改めて実感しました。
読者の皆さんの中に、相談にのることが多いという方がおられたら、日々の関わりを大切にする意識をしてみてはどうでしょうか。
また、相談をすることが多いとか、相談しようと悩んでいる方は、素直に話してみることも試してみてはどうでしょうか。