就職活動中の方は、色々な方法で求人情報を探されていると思いますが、ハローワークの活用はされていますか?他の求人情報を取り扱っている媒体と比べると、ホームページのデザインや、情報量等に見劣りがあり、活用されていないという方もおられるのではないでしょうか。
ハローワーク(公共職業安定所)は、
①企業掲載数が多い
②就職相談ができる
③応募以外の就活方法も検討できる
④なんといっても無料で利用できる
等々、たくさんのメリットがありますので、使わない手はないと思いますが、②③のメリットを得るには登録を行う必要があります。なので、是非登録もして利用することをおすすめします。
しかし、利用までに若干手続きが必要なので、その点で億劫になられる方や、少し不安な方もおられるのではないでしょうか。今回はそんな方々の為に、利用までの手順をお伝えさせて頂こうと思います。とっても簡単な手続きで、上に書いたようなメリットが得られますので、是非参考にして頂き、ハローワークを有効活用して頂けたらと思います。
①最寄りのハローワークを検索
まずは、ハローワークの所在地を調べましょう。ハローワークは複数の市区町村に対して1つ設置されている場合があります。これを管轄といいますが、この場合、必ずしも自分の管轄のハローワークが近いとは限らないのです。なので「求人申し込み→求人検索→お仕事紹介」を利用目的として考えておられる方は、最寄りのハローワークを調べておく必要があります。
ただし、雇用保険の受給やハロートレーニング(メリットの③)を受講したい場合の相談は、管轄のハローワークに行かなければなりません。例えば、こねくと新大阪事業所のある淀川区にお住いの方なら「ハローワーク十三」が管轄と決まっています。こちらは、十三駅から徒歩約5分のところにあります。
②ハローワークへ訪問
自分の目的にあったハローワークの場所が決まったら、次は登録です。登録を終えないと、ハローワークの利用ができないため、訪問は必須となります。
では、訪問してからの流れですが、まずハローワークカードの発行が必要です。訪問後、「求人申込書」を書きましょう。その際に自分の履歴がわかるメモがあれば便利です!なぜなら履歴書のように学歴や職歴を書く欄があるんです。
例えば、何年に◯◯中学を卒業したとか、いつ▽△会社を辞めたとかっていちいち覚えてないですよね。メモを持って行かないとスマホで調べたり、思い出したりと記入するのに案外時間がかかってしまいます。ちなみに私は、書き損じた履歴書を持って行きました。
③ハローワークカードを取得
「求職申込書」を提出すると、ようやく念願のハローワークカードを発行してもらえます。小さく持ち運びができるように点線が入っており、切り取ると9㎝×6㎝ぐらいのカードになります。ハローワークに行く際には忘れないようにぜひお財布などに入れておいてくださいね。
ハローワークカードのバーコードのすぐ下の <5桁 ー 5〜7桁の数字> の赤で囲っている部分が求職番号と言って自宅のパソコンやスマホで詳細を閲覧したい場合に必要になります。ちなみに最後の数字が5の場合は障害者登録がされているという意味になります。
また、せっかくですので、ハローワークにあるパソコンで求人検索もしてみましょう。「えっ、パソコン触ったことないんですが?」と言う人もご安心ください。タッチペンというペンで、希望の箇所を触って行くだけなので、非常に使いやすいです。
④窓口相談で質問
最初にお話した通り、ハローワークの情報は、様々な条件等は載っていますが、企業からのコメント等、他の媒体で載るような情報は弱い所があります。ですが、メリット②で書いた通り、ハローワークには職員さんがおられて、あなたの希望求人に対して相談にのってくれます。
求人票で載っていない情報を聞きたいけれど、自分で電話をして聞くのはドキドキしますよね?そんな時にも代わりに電話で聞いてもらえます。他にも3週間ほど前の求人が気になったとして、「この求人は今何人ぐらい応募してるんだろう?」って気になる時がありますよね?そんな時も窓口で相談すると、「今○○人が応募していて、△人が結果待ちの状態です」などとパソコンではわからない裏事情を教えてもらえたりもします。
まとめ
いかがでしたか。登録という手間さえクリアーすれば、たくさんのメリットがあるハローワーク。ぜひ活用してみてください。また、ハローワークカードがあれば、ご自宅のパソコンでも、ハローワークのパソコンと同じ情報を閲覧できます。自分にあった時間で求人検索もできたりと、日中に動きにくい方でも、より就活の幅を広げられると思いますよ。
こねくと新大阪事業所では、毎週求人検索の時間をとっています。ご自宅にパソコンがなかったり、検索が苦手な方でも、事業所のパソコンを使って、支援員がお手伝いさせて頂きますので、ご相談ください。