こんにちは。こねくとの土野です。
この記事では、CONNECTの採用を担当する私が、採用者の目線から履歴書、職務経歴書の作成方法をお伝えします!
初級の内容ですので、これから書類を送付しようと思っている人は、必ずチェックしてください!!
履歴書や職務経歴書の基本的な作成の注意点
今回、紹介するものは、内容以前の問題で、できていなければ即不採用となる可能性が高いと思われる、履歴書を作成するうえでの基本マナーです。
会社の規模にもよりますが、採用担当者は1日に何十通もの書類に目を通さないといけない場合もあります。
マナーがなっていない書類は、読んでさえもらえないと心得ましょう。
①字が汚い
字が上手、下手には、もちろん個人差があると思いますが、大切なことは「読みやすい字で丁寧に書くこと」です。
担当者は「ん?これはなんて書いてあるんだろう?」なんて、解読しながら読んではくれません。読めない時点で終わりです。
それに、殴り書きのような雑な字では、「絶対にこの会社に採用されたい!」という誠意や熱意もまったく伝わってきません。
達筆でなくても良いので、丁寧に書きましょう。
②誤字脱字
最近はPC作成が主流となり、誤字脱字で最も多いのは、変換ミスでしょう。
なので「誤字脱字がある=学がない」とまでは判断しませんが、「見直しをしていない不用意さ」「熱意のなさ」「採用してからもミスが多そう」など、マイナス面をイメージしてしまいます。
数多くの応募者の中から、わざわざ誤字脱字のある人を選ぶ理由がないため、即不採用だと考えましょう。
作成後、最低でも2~3回は誤字脱字チェックを入れましょう。
③汚れや折れ
履歴書や職務経歴書に、シミや汚れがついてるのもイメージが悪いです。
また、封筒に入れる際、履歴書を折りたたむことが少なくないと思います。(例えば、見開きA3の用紙を半分(A4)に折るなど)
その際に、折り目の端と端がピッタリ揃っていないのも減点です。
折り目は、もしかすると細かい私の性格が少し入ってるかもしれませんが、揃っているのに越したことはないはずです。
どちらも、「履歴書という大事な書類を汚れてる状態で提出できるんだから、入社後、大事な取引先に提出する書類も同じようなもので提出する人なんだろう。」と、私は判断します。
④文章量が少ない。または多すぎる
履歴書には自己PRや志望動機を記載する欄が設けられていますが、これらは、全体の8割程度は記載しましょう。
少なすぎるものは、やはり熱意を感じません。
逆に、記入欄からはみ出すほど、ギチギチに詰めて書いて読みにくいのもよくありません。
基本的に、履歴書の自己PR欄は小さすぎて、詳細を記載することは難しいです。
なので、履歴書ではコンパクトにまとめて、詳細は、職務経歴書に記載しましょう。
⑤敬称が間違っている
封筒や送付状に、宛名を書くことになると思いますが、正しい敬称を使用しましょう。
履歴書を送るときは、おそらく次のどちらかだと思います。
・就労移行支援事業所CONNECT 「御中」
・就労移行支援事業所CONNECT 人事部 土野「様」
法人名などの組織名で終わる場合は「御中」、個人名がわかっている場合は「様」とするのが基本です。
私自身、過去に一度、敬称なしの呼び捨てで書類が送られてきた経験があります。笑
書き忘れでしょうし、悪気がないのはわかりますが、やはり選考通過にはなりませんでした。
正しい敬称の使い方をマスターしましょう。
⑥写真のサイズや背景が適切でない
写真は、その人の印象を決める要因として、非常に重要です。
私自身、応募書類を確認する際、まず最初に確認するのは、写真です。
文章は良いのに、写真で落選…なんてことのないよう、最後まで気を引き締めて準備しましょう。
サイズ
写真のサイズは「縦40mm×横30mm」が基本です。
奇をてらったサイズにする必要は全くないので標準サイズにしましょう。
背景
写真の背景は、薄いブルー、グレー、白の単色が無難です。
顔が映えるという意味では、薄いブルー、グレーがベストです。
証明写真機などで、撮影すれば間違いはないと思いますが、間違っても背景に何かが映っているものは止めましょう。
私自身、過去に、スナップ写真の切り抜きを張り付けて送ってこられたことを何度か経験していますが、はっきり言って論外です。
表情
無表情も満面の笑み(歯が見えている)もNGです。
微笑む程度のほどよい柔らかい表情で撮影しましょう。
上目遣いや、見下ろすような角度にならないよう、適度にあごをひいて撮影しましょう。
有効期限
写真の有効期限は、提出の時期から3カ月以内です。
実際の印象と大きく変わる写真は避けましょう。
服装などの身だしなみ
男性・女性ともに、襟付きのシャツにジャケット着用です。(落ち着いた色のもの)
男性は、ネクタイも着用しましょう。(ネイビーなどが無難。)また、ネクタイのゆがみに注意しましょう。
前髪が目にかかっているのもNGです。耳にかけるなど、顔全体がしっかりと映るようにしましょう。
男性の場合、頭髪は適度な短髪で、ワックスなどで軽くまとめましょう。ボサボサ頭や無造作ヘアもNGです。
頭髪は、落ち着いたカラーに抑えましょう。いわゆる「プリン」もNGです。
姿勢は、背筋を伸ばし、まっすぐ立ちましょう。猫背や左右どちらかに傾かないようにしましょう。
女性の場合、濃すぎるメイクには注意しましょう。ナチュラルメイクが無難です。
手書きで書くべき?PCで作るべき?
これに関しては、採用担当者の好みもあるでしょうから、絶対的な正解を提示することはできません。
ただし、時代としては「手書きで書かなければダメ」「手書きの方が熱意がある」というような考え方は、廃れてきているように感じます。
私自身、まったく手書きにこだわりはありませんし、もちろん手書きだからポイントアップということも絶対ありません。
ピンポイントで一社にだけ応募するなら、手書きでも、それほどの労力ではないですが、場合によっては10社に一気に送るなんてこともあるでしょう。
個人的には、一社一社、手書きで仕上げる時間があるのであれば、しっかりと企業研究を行って、応募企業のニーズに合った人物であることがアピールできる職務経歴書を作成することに時間をさくべきだと思います。
・履歴書…基本的にPC作成でOK(応募数が少ない場合や指定があるときは手書き)
・職務経歴書…PCで作成(こちらはボリューム的に手書きは不可能です。読みにくいですし、むしろ止めましょう。)
さて、今回の記事は、これで終わりです。
どれも難しいことは、ひとつもありません。意識すれば、誰でもできる内容です。必ず実践しましょう!
次回は、具体的な職務経歴書の書き方について書こうと思います!お楽しみに^^
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