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就職への第一歩~あがり症を克服したい人へ~

2020.05.25

豊中事業所ブログ

こんにちは。CONNECT豊中の福岡です。
就労移行支援事業所CONNECT豊中がある大阪もめっきり暑くなり、夏日が多くなってまいりました。
最近、コロナウイルスの影響から在宅支援を続けてきましたが、先週から通再開所となり頑張って就職するぞーって感じの方が多い気がしてます。
そこで就職へ向けて取り組む利用者さんを少しでも後押しできればと考えた結果、今回の内容となりました。

ってなことで、私はお寺の住職でありますので・・お寺の住職目線でブログを書かせていただ・・・

誰が住職やねん!!

やばい最近、私を見て拝む利用者さんが多く、つい住職気分でした苦笑

エッヘン!!
何を隠そう、私の正体!?・・実は・・

私は職業支援員です。(当然のカミングアウトー!!)

さて、就職活動で緊張する場面と言えば、やっぱり面接ですよね。
面接でうまくいく第一歩として今回のテーマは「あがり症」について書きたいと思います。

緊張しない人が羨ましい!?

人前で堂々と話すなんて無理!!それができる人が羨ましいって思っていませんか?
そもそも私は緊張しない人なんていないと思います。
人によっては度合いの違いはあっても、どんな場面でもまったく緊張しない人はいないと思います。
いやいやそんな人が身近にいるよって思う人がいるならば、その人はきっと自分をコントロール(セルフコントロール)して自分をうまく乗りこなしているだけなんです。

緊張感を持って行動や作業をすることが大切。

そもそも緊張することは決して悪いことだけではありません。
これはCONNECT豊中のストレス対策プログラムで講義としてもお話しておりますが、自身のパフォーマンスを上げるためにも緊張感は適度にあった方がいいんです。
適度な緊張はパフォーマンスが向上する等、ポジティブな要素があります。しかし極度な緊張はパフォーマンスを下げてしまう等、ネガティブな要素が多いです。
極度に緊張する人、つまり自分はあがり症だ・・・・と感じ悩んでいる方は隠れあがり症も含めて結構いらっしゃると思います。
極度の人見知りの人は初めてのお店に入るだけでも覚悟を決めて入店されるでしょうし、人前で話すことが本当に苦手な人にとって会社や学校生活は苦痛以外の何物でもないでしょう。

私、福岡なりの解決策。

身体的症状(胸がドキドキする、赤面する、汗をかく、体が硬直して動かない等)が現れることもある為、克服したい人は多いはず。そんな方に是非、お読みいただきたく思います。
具体的にどうすれば良いのか??そんな不安な方に今回は、あがり症を克服するための「福岡流あがり症克服メソッド」をお伝えします。

その1、あがり症は恥ずかしい事ではないと理解する。

そもそもあがり症の方の中には、あがってしまうことを「恥ずかしいこと」と考えていませんか?つまり、あがってしまうことをネガティブに捉えてしまうことは、あがり症を克服する妨げになります。
有名なアスリートでさえ、試合に臨む際はいつも緊張があるといいます。適度な緊張感がある方がパフォーマンスが向上します。つまり緊張することは悪い事ではない。緊張状態というのは精神的な防衛反応であり、いわば「戦闘態勢」を整えているのです。
だからこそあがり症を克服するためには、ポジティブに捉えましょう。

その2、「あがる」ことをごく自然な反応なのだと認めて受け入れる。

あがり症を克服しようとする時、あがらないようにするにはどうすれば良いかと考えてしまいませんか??でもなかなか明確な答えに辿り着くことは多くの方の場合、ないと思います。
あがること、つまりある状況に置かれた時に緊張したり不安を感じたりすることは、人として当たり前の症状なのです。
あがり症に悩む方々は“あがること”そのものより、あがってしまうことによって現れる症状に悩んでいるのではないでしょうか。
上手く話ができなかったり、顔が赤くなったり、汗が止まらなくなったり…症状としては辛いかもしれませんが、“あがること”は何もおかしなことではないのです。

その3、自分を客観視して原因を探る

あがり症を克服するためには、自分がどのような時にあがってしまうのかを知る必要があります。あがる原因がわからなければ対策もできません。
過去にあがってしまった状況を思い出しながら、「いつ」「どこで」「誰と何をした」「現れた症状」「あがり度合(緊張の強さ)」など具体的に記録してまとめてみましょう。
あがり度合(緊張の強さ)に注目しているのは、あがり症を克服しようとする時にあがり度合が軽い状況から少しずつ克服していくために必要だからです。

その4、ハードルの低いものからチャレンジする。

自分のあがり症について客観的に整理することができたら、緊張の程度が軽いことにあえて挑戦しましょう。
例えば、初対面の人とはあがってうまく話せない方は、交番の警察官や駅員に道を尋ねてみたり、初めてのお店で買い物をしてみたり、日常生活の中で自分なりにチャレンジしてみてください。
最初は、あがってしまうかもしれませんが、それを自覚しながらでも「聞きたいことをしっかり聞く」という目標をクリアすることが大切なのです。
こうした小さな成功体験を積み重ねていくことが、少しずつあがり症を克服することに繋がっていきますよ。

まとめ

いつか来る就職のための実習、企業見学、採用試験や面接のために利用者さんには緊張対策として通所中から準備して頂きたいです。
そのためには、まず上記を「日常から意識する」ことからはじめて下さい。はじめはうまくいかないかもしれませんが、意識していて悪いことはないと思います。私はそんな努力が継続できる人って素晴らしいことかと思います。

以上、住職の福岡でした。

って違うわー!!

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