はじめまして。こねくと新大阪スタッフの堀井です。
4月より、こねくとに入社しました。コロナウィルスによる緊急事態宣言により入社翌々日から在宅での支援をさせて頂いておりました。通所再開に伴いみなさんのお顔をみれ、就職に向けて支援をさせて頂ける日々をありがたく感じています。
本日は、利用者さん・これから就労移行支援を利用してみようと考えておられる方や支援機関のみなさんに向けて自己紹介をさせて頂きたいと思います。
堀井ってどんな人
滋賀生まれで、今まで不動産営業、福祉住環境相談員、作業療法士というリハビリテーションの仕事をしてきました。小さな頃のなりたい仕事は、「コンシェルジュ」ホテルや百貨店の受付横で利用者さんのお困りごとの問題解決のお手伝いをする仕事です。
学生時代は、世間でのイメージで何となく法律家ってカッコイイとの思いで資格取得できればと入ったものの、法律家になって何がしたいまで決めれてなかった私は資格取得への想いを持ち続けることが出来ず、ぼんやりと就職活動に進んでいきました。就職活動の時期にイラク戦争が勃発し、就職氷河期を肌身で感じた世代です。
はじめての就職活動
就職説明会に行っても鉄鋼商社の求人ばかりだったのが、目に焼き付いています。「うーん、なかなかしたい仕事が出来る会社は無いなぁー」と思いながら、就活サイトや掲示板を見ていました。
そんなこんなで就職を決めねばと心に火が付き、友達と話しており嫌でないことの消去法で考えてみようとフト思い「多くの人はあまりしたくない仕事の代表格=営業、世間のイメージはあまり良くないけど自分はいいなぁと思える仕事=不動産」から不動産営業に目を向けて探してみると、あるんです!! そこからは水を得た魚の如く就職活動にのぞみ、中堅不動産会社から営業職の内定を頂きました。
20代は不動産の仕事が楽しく、お客様の真の要望を伺い、条件・希望・ネックとなるところをはね返すお気に入りポイントを伺いながら自分の家族に薦めるのだったら、どの物件にしようと考えながら仕事をすることが楽しく一日があっというまに過ぎていきました。
福祉住環境の営業相談員から作業療法士へ
20代後半では、超少子高齢化の波が不動産にも及び、新築でも自分の住みやすいようにリフォームを希望される方が増えるのを肌身で感じ、福祉住環境(高齢者や障がいのある方のお住まいや生活がしやすいよう環境を整える)会社に転職をしました。そこでは、手すりや玄関にスロープを付けたり、その方の身体や生活環境に合わせて車いすや杖を選ぶ福祉住環境コーディネーターと福祉用具専門相談員の仕事をしていました。
また、福祉住環境・福祉用具の仕事をする中で、介護を必要とされる方、障がい者の方にとって本当に環境があっているかを確認頂くのに、作業療法士の方といっしょに利用者さんのご自宅に伺う事が多くなりました。そうこうするうちに自分も作業療法士の仕事に興味を持ち養成校に通う事にしました。
この試験は病院で実習を合格していることが条件となっています。実習には基礎能力を身に付ける目的と就職活動を兼ねたものであり「大変だったけど実際のイメージがつかめて良かったなぁ」との思いがあります。そして修了後、作業療法士の試験に合格しリハビリテーション病院に勤務をしました。
病院でのリハビリを進める中で、退院され仕事に就かれることにより役割の獲得や復職といったことが「人にとって心・身体・経済・人との繋がりの健康」になると感じ、就労支援がしたくこの度こねくとに入社させて頂きました。またの機会に作業療法ってどんなことかをもう少し書かせて頂けたらと思います。
こねくとを利用して頂くことで、仕事の「できる」と「している」の差を小さくしていって頂き、就職することがゴールではなく、就職後も安心して働き続けられることを目的にしていって頂きたいと考えております。ご体調も天気のように晴れる時もあれば曇りや雨の時もあると思います。是非こねくとでお声を聴かせて下さいね!!