こんにちは!こねくと天王寺の土野です^^
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今年は、梅雨が長いというか…毎日、雨・雨・雨で、気分ものってこないですよね~(;゚Д゚)
コロナも増加傾向…。早くぜんぶスッキリしてもらいたいですね。。
さて、今日は、最近支援をしていて感じることを書いていこうと思います!
ごゆるりとお付き合いください^^
自分に合った仕事が見つからない本当の理由
こねくとに通所されている利用者さんたちが最初に、口をそろえておっしゃられること。
おそらく「仕事が長続きしない…」とお困りの、このブログを読んでおられる方にも当てはまるのではないでしょうか?
「自分に合った仕事がわかりません…。」
いわゆる「適職」というやつですね。もちろん、適職は大事です。
障害特性上、向いている仕事、向いてない仕事、できること、できないことはあります。
でもね、こねくとの多くの利用者さんが、訓練される様子を見ていて感じるんです。
(こねくとの利用者さんの多くは、発達障害や、うつ、統合失調症、不安障害、双極性障害などの精神疾患のある方)
「作業能力はまったく低くない!!!」
確かに、すご~く作業難易度の高い仕事は難しい場合が多いと思います。
でも、世の中に存在する仕事って、そんな難しい仕事ばかりではないんですよね!
そんなに難しい仕事しかないなら、障害の有無に関わらず、多くの人は仕事にありつけませんよ(´Д`)
こねくとに通っておられる利用者さんの平均的な作業能力でできる仕事は、正直いくらでもあると思ってます!!
「じゃあ、なんで仕事続かないんだよ!!」
それは、作業能力以外のところに問題があるからです。
作業能力以外のところって何でしょう?僕が思うに、おおまかに分けて、次の3つです。
①対人能力(最低限の人間関係の構築)
②気持ち(気分の落ち込みや不安)のコントロール
③基礎ビジネススキル
対人能力や気持ちのコントロールの問題は、自覚されている方も多いでしょう。
では、基礎ビジネススキルとは何でしょうか?
今日の本題はそこです。
僕が言う基礎ビジネススキルは、ネットで調べると出てくる「論理的思考力」「問題解決力」「分析力」とかそんな難しそうなものではありません。
例えば…
タスク管理、スケジュール管理、優先順位の設定、報連相、指示理解、礼儀(マナー)etc…
このような仕事を円滑に進めていくために必要な力のことを指しています。
これらに問題があるため、結果的に作業に支障が出ているという場合が多いと思います。そして、実際これらに問題がある方が多いです。
ただ、自分では作業能力自体に問題があると思っているため、自分に合った仕事を探して、職を転々とする。
でも、実際は基礎ビジネススキルは、多くの仕事で求められる能力のため、どこに行ってもうまくいかないというサイクルがうまれます。
そして「自分に合った仕事がわかりません…。」につながります。
これに当てはまる場合、職を変えて済む問題ではありません…。
では、どうすれば、自分に合った仕事が見つかるのでしょうか?
自分に合った仕事を見つける方法
自分に合った仕事が見つからないと職を転々とする方の多くは
「自分に合った業務内容の会社を探そう」と考えていると思いますが
僕はそれよりも
「自分の障害を理解してくれ働きやすい職場環境作りに協力してくれる会社」
を探すべきだと考えます。
そして、それを実現するために、みなさんがやるべきことは、
自身の障害特性の理解を深め、入社前に面接等で、それらを会社に伝え、何に配慮してほしいのかを明確にお願いできるようにしておくことです。
ひとつ誤解のないように付け加えておきますが、障害雇用は、自分の苦手なこと、できないことは、何でも会社や別の誰かがやってくれるものではありません。
苦手な中でも、どうすれば苦手が緩和されるのか、自分なりに工夫し、それでも難しい部分は、周りが配慮する。お互いの歩み寄りのうえに成り立つものだと考えてください。
それらを自分でするのは難しいと感じられるのであれば、支援機関の利用を検討すべきです。就労移行支援もそのひとつです。
では、今回のブログはここまで^ ^
みなさんに、本当の意味で自分に合った仕事が見つかることを願っています(^O^☆♪