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すべての答えは5メートル以内にある

2020.10.14

天王寺事業所ブログ

こねくと天王寺の川崎です。
朝晩冷え込んできましたね。
身体の不調は心の不調と連動していますので、心が疲れた時ほど
体調管理を意識してくださいね。

本日のコラムは情報の選択についてです。

平日に溜まった疲労を休日でリフレッシュ。
そんなサイクルをスムーズに過ごせている人は、どれくらいいるでしょうか?
こんなテーマを「ウーマンウェルネス研究会」が調査したところ、
なんと、8割以上の方が疲労の蓄積を感じているそうです。
その中で産業医をされている大室正志先生が、
現代人の疲労の本質について解説されているのですが、
脳の過緊張が続く【脳疲労】運動不足による【蓄積疲労】に分けられるようです。

脳疲労って、あまりなじみのない言葉ですよね。

・スマホのアプリから更新の通知がくる。
・電車に乗れば雑誌の掲載記事が目に奪われる。
・TVのCMや情報番組に引き込まれる。
・車に乗ればラジオからニュースが流れる
・町を歩けば電光掲示板に目が止る。

意識していないのに飛び込んでくる情報だけに飽きたらず、自分自身でスマホの検索を使用し、ライン、雑誌アプリやYouTubeを視聴する。
それに加えて会社からの情報や専門書を購入する毎日。
これって情報過多・・・これが脳疲労の最たるものとなります。

一説によると現代人の一日に得られる情報は、
江戸時代の人たちの一年分の情報量に匹敵するそうです。

そんな情報過多の中から、もし誰かが偽の情報を同時に多数のメディアで流したとした時
あなたはどう対応するのでしょうか?
不安な情報なら慌てるでしょうし、うれしい情報なら歓喜するでしょう。
まさに「情報に振り回されている」のではないでしょうか?

メディア・リテラシー教育は、小学校から導入されているようですね。
では、どのように自分にとって最適な情報を選択していけばいいのでしょう?
この答えこそがタイトルの「全ての答えは5メートル以内にある」です。

人は見たいと思ったものしか見えないし、聞きたいと思った音しか入ってきません。
その力を最大限活かしてみる方法です。

毎日の生活で見慣れた景色のどこに目が行くか
どの音に反応するか注意してみましょう。。
つまり自分の行動をもう一人の自分で見つめてみるのです。

例えとして、これは友人に聞いた話なのですが、
奥さんが妊娠している時には、街中妊婦さんだらけに見えたといいます。
そんなに急に妊婦さんなんて増えるわけないですよね?
目に見えるフィルターが切り替わったと言う事で
まさに自分の興味対象が「子供」やら「妊婦さん」であることが分かります。

もう一つ例えると、私は旅人でもあるのですが、行きたい国がみつかると
雑誌のどんな小さい記事だろうと、その国のことにピントが合って眼に入ることがあります。
その感覚が高まったときは、旅に出るタイミングなんだと判断するようにしています。

また仕事としてなら、興味のある、「教育」や「コーチング」「キャリア」というキーワードに対して
どんなに小さい文字だろうが眼に入ることがあります。
これは、頭の中に知りたい情報がインプットされているので目に入るのではないかと思います。

皆さんには普段の生活の中で何に対して一番反応するか、どんな言葉に反応するのか
一度感じてみてほしいのです。
自分を知るうえで大事な事だと思います。
情報に流されているのではなく、自分の流れを知ってほしいのです。

もし毎日をつまらなく思って過ごしているのなら、
一度やってみる事で毎日を俯瞰(もう一人の自分で自分を観察)している
気持ちになれるのではないかと思います。

答えを探す方法を新しく得ようとするのではなく、
自分の気持ちに意識を向け、答えは近くにあると信じ
自分自身の直観と流れに任せてみるのもいいと思いませんか?
そうすれば、脳疲労を少しでも減らせるはずです!

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