ご無沙汰してます。
まだ肌寒いですが、ようやく春めいてきました。
冬眠から覚めたクマではなく
天王寺の(ぷぅさん)こと川崎です。
こねくとでは、毎日一時間グループワークの時間を設けています。
その中で「エイトカード」を行ったので報告してみます。
タイトルにある通り、エイトカードは「対話を促す不思議なカード」になります。
エイトカード?
カード?
エイト?
「香水」使ったドルチェ&ガッパーナの香水に包まれたゲームではなく
A4用紙を八枚に切っただけのもの。
大きさはトランプくらい。
そのカードが対話を促す不思議なカードに変化するのです。
???
<方法>」
それぞれ8枚カットされた用紙に、テーマで指示されたキーワードを書いてもらいます。
ここで大事なのは単語を記入すること。
今回のテーマは「好きなこと」「好きなもの」
それぞれいろいろな単語を書いていきます。
カラオケ・旅行・ジャニーズ・鉄道等々
みんな単語書き終わってからスタートです。
単語の書かれたカードを裏向けてシャッフル。
事前に組み合わせたペアのパートナーに2枚のカードを見せます。
例えば
カラオケと鉄道:どちらを選ぶか・・・
仮に鉄道を選んだとします。
なぜ鉄道を選んだのですか?
鉄道の何が好きですか?
好きになったきっかけは?
ペアになったパートナーには相手の選んだカードについて、
興味をもって質問し聴いてもらいます。
絶対に会話を奪わないこと。
気持ちよく話をしてもらうこと
相手に寄り添って聴いていくこと。
事前に聴き方のトレーニングを行い実践してもらいます。
選択に漏れたカードは二度と使えません。
一回戦で選ばれたカードは2回戦目に進み、
最終決定戦は、まさに究極の選択を迫られます。
自分の好きなことを話せば話すほど話は止まりません。
だからこそ時間の管理は各自ペアにお任せ。
なぜそのカードを選んだの?
選んだ理由に答えれば答えるほど、深堀りし愛着がわき、
次の選択に悩まれて行きます。
じっくり話を聴くことが苦手な人でも
なぜそのカードを選んだのかという目的なので
興味をもって耳を傾けていきます。
<感想>
聴くとはどういうことなのかの体感ができたようで
もっと質問力を身に着けたい、
ついつい会話泥棒してしまった。
もっと時間管理を身に着けたい
自分の発した言葉に責任を持ちたい
もっと相手の話を聴いていきたい
選択の重要性に気づけた
同じカードがあったとき共感し、話が弾んだ
お互いの価値観や趣味をすり合わせができ、楽しく話すことができた
などの振り返りを頂けました。
普段コミュニケーションが苦手と思っている人も
聴くことの大切さを学び、相手を気持ちよく話させてあげることで
会話が弾むのだと、気づいたようでした。
実をいうと、このエイトカードの発祥は
とあるイベントの合宿中、一緒に参加していた女の子がしていたゲーム。
好きな子の名前を書いて、一番好きな子を選んでいくというのがきっかけ。
まさかコミュニケーションゲームに変貌しているとは
想像もしないだろうなと。
やりたい仕事
大切にしている価値観など
お題を変えれば、何でも使えるゲームです。
道具も必要なく、簡単にできるものなので
ぜひ試してみてはいかがでしょうか?