こんにちは!猪原です。
あっという間に桜も散っちゃいましたね。
今年は会社の行き来で桜を見るだけになっちゃいまして、悲しい限りです。
でも、新卒の方たちが、たくさんリクルートスーツをきて出勤をしているのを見ると、
コネクトから4月就労で巣立っていかれたみなさんの事が思い浮かぶので、嬉しい気持ちが沸いてきます。
支援開始
で、支援を開始するときには、必ず就職の目標時期を決めるのですが、これがまた難しい^^;
金銭的な問題という点から設定することが多いこの「時期」ですが、
早ければいいかと言われると、そうとも言えないのが難しいところ・・・
例えばコネクトの場合、この時期が
・早ければ訓練期間が短くなる訳なので、訓練も忙しくなりますし、
・遅ければ、訓練量を分散できるので余裕もうまれます。
※訓練量の調整も可能ですが、やらずに減らすということは、その人のスキルを確認しないまま就労に向けて進むということになるので、基本的には上の感じで案内しています。
それに、以下のようなメリットやデメリットも頭をよぎるんじゃないでしょうか?
(1)就労目標時期が早い場合
【メリット】
①お金を早く得ることができる
②働いているという安心感が早く得られる
③ブランクが短いうちに仕事を再開できる
【デメリット】
①仕事を辞めた理由を振り返り、次の就職に活かすための整理(自己理解)が追いつかない
②体調などを改善しきれない
③また繰り返してしまうかもという不安がでてしまう
④企業とのマッチングに時間をかけられない
(2)就職目標時期が遅い場合
【メリット】
①自己理解が高まり、自分に合う仕事を見つけやすくなる
②就職後に安定して働ける可能性が高まる
③自己肯定感を高められる
【デメリット】
①ブランクが長びく
②金銭的負担がある
もちろん他にも色々あると思いますが、このようなことを総合的に考え、時期を決めていくと思いますがどうでしょうか?
でも、メリット・デメリットありますから、「う~ん」って感じになりませんか?私は優柔不断なのでなりがちです^^;
ですが、そうも言ってられないので、私たちとしては、出来るだけデメリットを減らせるよう対策を打ち出します。
例えば(1)のデメリットは以下ですので、その対策としてコネクトなら
①仕事を辞めた理由を振り返り、次の就職に活かすための整理(自己理解)が追いつかない
→最初のアセスメント(課題分析)で、課題を徹底的に洗い出し、優先順位を決め、これだと!というものから期日に間に合うまで、着実に解決していきます。
②体調などを改善しきれない
→どこまでなら大丈夫なのかを、訓練時間・負荷から考えます。
③また繰り返してしまうかもという不安がでてしまう
→繰り返す不安が、他の不安より強い間は、準備不足と判断!最悪期日延長、または企業のマッチングで対応。
④企業とのマッチングに時間をかけられない
→これは妥協しにくい所。でも、期日を優先するなら、
できる仕事>やりたい仕事
上のイメージで求人検索を勧めます。などなどでしょうか。
こんな感じでしょうか。これだけでは不安はぬぐえないというなら、もっと対策を考えます!
だけどやっぱり・・・・
というわけで、タイトルの「デメリットを乗り越えるには」の答えは「覚悟」です!
精神論ですいません(笑)
ですが、この精神論が最後に必要とわかっているので、私達支援員も利用者さんと一緒に覚悟をもって取り組みます!!
大切なことは「こうしたい!」という気持ちですからね!
無理かも?っていう時でも、やらないといけない時があると思います。
そんな時こそ、一人で悩まず、私達も一緒に巻き込んで頑張りましょう!!