みなさんおはようございます😊前髪を作るか作らないか、迷いまくり。豊中事業所の瀧浪です!
突然ですが、業務の中でも私は応募書類の添削が大好きです。
可能であれば、1日中応募書類の添削をしていたいです。笑
早速ですが、今日は事業所でよく見る添削前の自己PR文章の例文を紹介し、
瀧浪流自己PRの書き方のポイントを解説して、
最終的には例文のBeforeとAfterバージョン比べていただければと思います。
(すっごい自分でハードル上げちゃってますが😵)
今回の自己PR文の設定は分かりやすいという意味で「営業職」にしてみます。
さて、Beforeバージョンです:
「私は聞き上手です。私は兄弟が多く、幼少期きからこのような性格でした。学生時代もよく友達の相談役になっていました。また、周りからは仕事が丁寧と言われることが多いです。字を一つ書くにしても、丁寧さを心がけています。最後に、営業職には、協調性も欠けてはならないと考えています。」
悪くはないですよ?日本語は間違っていないですし。でも、正直面接官の心にビビビ⚡と刺さりはしないですね。
では、ちょっとずつシュッとさせて行きましょう👍✨✨
ポイント① 伝えることは1つだけ!
よく見る添削前の自己PRは、文字数を気にしているかのように、長所を複数羅列するケースです。(まさに、Beforeバージョンですね。)
Beforeバージョンの自己PRの要改善ポイントは
・複数の長所をあげることによって、印象がバラけ、”私”という人となりが見えてこない
・個性に欠け、誰でも書けそうな文章になってしまっている
・企業が求めるスキルに狙いを定めていない
改善するための第一歩は、テーマを一つに絞ることです!
どのテーマに絞るかについては次のポイントで解説します!
ポイント② エピソードから書け!
みなさんはきっと、長所を先に決めてから自己PRを書こうとしていませんか?
聞き上手・仕事が丁寧・協調性
この3つのどれも、良いエピソードがあれば、面接官の心にとまる自己PRが書けるはずです。
反対に言えば、3つとも、良いエピソードがなければ、パッとしない、印象に残らない自己PRになるポテンシャルも持っています。
ここで言う「良いエピソード」とは、企業の採用担当者に「即戦力になりそう」「メリットがありそう」「うちで業務しているところが想像できちゃう」と思わせるエピソードです。
つまり、過去の仕事の実績です。
なければ、学生時代、習い事、スポーツ、就労移行での訓練ももちろん該当します。
「うーん。でも私って実績とか無いですよ。職を転々としてきたし。リーダーなんてなったことないし。働いてたのって、10年も前の話だし。」
そう思う方は次のポイントへ✨✨😉👍
ポイント③ 誰かと話しながら書け!
私は担当の方といつも会話しながら応募書類の指導を行います。
「過去の仕事ではどんな実績を残しました?」とか
「どういう時に自分は聞き上手だなと思います?」
「A社ではどんなことがありましたか? B社では?C 社では?」
色んな角度から質問させてもらうと、見る見るエピソードが5個も10個も出てきます!(本当ですよ♪)
おひとりで自己分析を進めたり応募書類を書いてた時は、せいぜい1個か2個しか出てこなかったでしょう。0個の人もいます。
その理由は、ズバリ、皆さんは謙虚だからです!
謙虚だから、「私なんて、履歴書に書けるほどの実績などない」と思っちゃうんだと思うんです。
ですが、就活ではほどよく謙虚さを捨てることが大事だと思うんです。うん。
そのために、私やCONNECTのスタッフにも相談してほしいです😊
複数のエピソードが出てくれば、中でもいちばん共通点の多いエピソード2〜3個選び、それらを象徴する「長所」を切り取れば、もう自己PRは完成です🙆♀️
ここで、Afterバージョンを一度読んでみてください。私が実際に聞き出した謙虚な利用者さんたち複数名の、エピソードたちをほどよく混ぜさせていただきました。引き続き設定は営業職です。
「私の長所は傾聴力です。前々職のコールセンターでは、頻繁に苦情を入れられるお客様を担当した際、まずはお客様の主張を傾聴し共感したことにより、他の従業員たちの⅓の時間で納得してもらった上で電話を切っていただくことができ、上司に褒められました。また前職では、集金業務の際にお客様とのちょっとした雑談を大切にし、身の上話を傾聴するようにしていました。その結果良い関係性が出来ていたために、新しい商品をこちらから提案する時にはすんなりと受け入れてくださり、営業成績で1位を取ることができました。貴社でも、自身の傾聴力を武器に貴社に貢献したく存じます。」
うん、締まった✨✨清々しい気分です♪
テーマを1つに絞り、
実績のあるエピソードを土台に構成しているという点から、
この人の「個性」と「実力」が浮かび上がり、
「この人を面接に呼びたい!」と少しでも皆様の心の中にある面接官に思っていただけましたでしょうか?
最後まで読んでくださりありがとうございました🍀
行き詰まったら一緒に応募書類書きましょう♪♪♪