こんにちは!
CONNECT豊中の福岡です。
今年も残るは後1か月半となりました。
緊急事態宣言が解除されたことで、豊中事業所の周辺でも障害者のための合同就職面接会など開催される予定でございまして、このまま就職活動しやすい世の中になればいいなって思う今日この頃です。
就職活動・・・そういえば今まで就職活動で苦労している人々いっぱい支援してきたな・・・。
そんな考えを巡らせたことで今回のテーマひらめきました!!
いい仕事が見つからないって言っていた人ってたくさんいました・・・。
なので、このような状態で焦りや不安を感じている方に対して、本日は書こうと思います。
いい仕事が見つからない人って、就職活動しているけど、いい仕事を見つけるためにやってはいけないことをやっている可能性が高いです。
ストレスを抱え、不満のある会社で働き続けるのは嫌ですよね。また家族を抱えて職を探しているなら収入がないため焦りもあると思います。
でも年齢や障害のせいにしても変わりませんし、自分を責めても仕事は見つかりません。
ここでは私共、就労移行支援事業所CONNECT豊中が、こんな時こそ利用して欲しいとの切り口で支援員であるこの私、福岡が転職活動中に失敗しないように、過去の事例をもとに、仕事が見つからない原因と対策を紹介致します。
A.そもそも、いい仕事が見つからないって・・・
まず、あなたにとっていい仕事の条件ってどんな条件なんでしょうか?
- 障害者にとって働きやすい環境である
- 配慮が受けやすい
- 人間関係が良い環境である
- やりたい仕事である
- スキルアップできる
- 将来性のある会社や業界である
- 満足する給料がもらえる、ボーナスがでる
- 週休2日で残業が少ない
- 福利厚生がしっかりしている
- 通勤距離が近い
など、こんな感じではないでしょうか。
要するに「自分が譲れない条件を満たしている仕事=いい仕事」となるわけです。
自分の希望条件に合う企業ばかり探して転職活動してみると、
「入社してからこの会社ではなかった・・・」という結論に至り退職してしまう・・・。
私の経験からそれらをやってしまうと、転職数が増え、且つ、いい仕事が見つからない原因になると感じます。
B.就職活動で気をつけて欲しいこと
自分にとって働きやすい、いい仕事をスムーズに見つけるために、以下のことには気をつけてください。
- 自分の適職がどんな仕事か把握せずに就職活動している
- 求人条件を絞りすぎている
- 焦って妥協して転職をする
- 明確な転職理由がない
- 最初から自分には無理だと諦めている
- 求人の情報源が少ない
- 障害者の就労支援のプロである就労移行支援事業所を活用していない
障害を患いながらも仕事を探しているあなたは、これらのことに気をつけてください。
ではひとつひとつ解説していきます。
(1)自分の適職がどんな仕事か把握せずに就職活動している
いい仕事を見つけるうえでやってはいけない、又は失敗の原因となることの1つ目は、自分がどんな仕事に向いているか把握せずに就職活動をすることが挙げられます。
例えば、
- コミュニケーションが苦手だから営業や接客は無理
- 気が短いから細かな作業は向いてない
- 飽き性だから工場勤務は無理
など、ざっくりとこんな感じで仕事を選別している場合が考えられます。
自分に向いていることは何か考えたときにパッと思いつくものがなく、やりたい職種や向いていることが分かっておらず曖昧ままではいい仕事をスムーズには見つけられません。
なぜなら自分に向いていることが明確にわかっていないから!
- 営業は人間関係が面倒くさそう
- 技術職は大雑把な性格なので合わない
- 流れ作業の工場勤務はすぐ飽きるから嫌
など、こんな感じでやる前から敬遠しているためです。
これが結果的に職業の選択肢を狭めることになり、いい仕事が見つからない原因の1つになるんです。
実はやってみたら意外に楽しい、向いているということはよくあります。それをやる前から敬遠していたら自分の可能性を潰しているのと同じです。
(2)求人条件を絞りすぎている
いい仕事を見つからない原因の2つ目は、求人条件を絞りすぎていること。
例えば、
- 年収は450万円は欲しい
- 土日休みで残業がない
- 通勤電車に乗りたくない、乗り換えしたくない
- 通勤時間が自宅から20分以内であること
年収450万円の条件はなかなかありません。だから仕事が見つからないんです。
恋愛でも同じじゃないですか。イケメンで身長180センチ以上、一流企業に勤務、高学歴、スポーツ万能、年収1,000万円以上が絶対譲れない結婚相手の条件だと、なかなか見つかりませんよね・・・。
(3)焦って妥協して転職をする
いい仕事を見つけるうえで失敗する3つ目の原因は、妥協して転職をすることです。
例えば、
何ヶ月も仕事が見つからないAさんは、周りから「仕事を選びすぎ」と言われていました。前述の2番目の求人条件の絞りすぎですね。
年齢が若くてお金にも余裕があるのであれば、じっくり職探しに時間をかけられますが、年齢を重ねてくると焦りがでます。
20代後半くらいから、30代、40代になってくると役職がついたり、長年キャリアを重ねている人が周りに多くなるため、自分だけ置いていかれるように感じてしまう・・・。
でもいくらいい仕事がないからといって、妥協して転職をすると長く続かずに辞めてしまう原因になるのでおすすめしません。
入社した時点で不満を抱えているわけですから、そのストレスが積み重なって辞めたいという気持ちが膨らむだけです。
それで辞めてしまえば履歴書に余計な職務経歴が1つ増えるだけ。それでまたいい仕事の探し直しです。やはり焦って妥協して仕事を決めてもいいことはありません。
(4) 明確な転職理由がない
いい仕事を見つけるうえで失敗する4つ目の原因は、明確な転職理由がないこと。
仕事がだるいから辞めたい、上司が嫌いだから転職しよう。これだと会社を辞めるのは簡単ですが、次の仕事は見つかりにくいでしょう。
だってやりたいことがあっての退職ではないので!
このままで転職活動をすると転職先に求める条件は、だるくない仕事、優しい上司がいる会社になってしまいます。
それではいい仕事なんて見つかりませんよね。
(5) 最初から自分には無理だと諦めている
いい仕事を見つけるうえで失敗する5つ目の原因は、最初から自分には無理だと諦めていること。
例えば、
- 最終学歴が中卒だからどこも雇ってくれない
- プログラマーになりたいけど未経験だから無理
- パソコン操作が苦手だから事務職はできない
- 30代、40代、50代など年齢が若くないから無理
- 主婦だから雇ってくれるところがない
このように諦めているケース。
年齢を気にしたり、未経験OKと書いてあっても自分に自信がなく、他の社員の足を引っ張らないか心配したり、役に立たずにクビになったらどうしようとか考えている方は多いです。
でも自信の有無なんて関係なく、採用は企業が決めること。
挑戦せずに仕事がないというのは、勿体ないと思います。
(6)求人の情報源が少ない
いい仕事を見つけるうえで失敗の原因となる6つ目は、求人の情報源が少なさです。
就職先を探す方法として、
- ハローワーク
- 障害者のための合同面接会
- 企業のホームページ
- 求人誌
- 紹介
- 転職サイト
- 転職エージェント
などがあります。
地方だとそもそも都会よりも職種の選択肢が少ないというのも失敗事例になってしまいます。やはり求人を探す場合は1つでも多くから情報を得るのが得策です。
(7) 障害者の就労支援のプロ=就労移行支援事業所を活用していない
いい仕事を見つけるうえで失敗する7つ目の原因は、障害者の就労支援のプロである就労移行支援事業所を活用していないこと。
転職をひとりでやるのは大変です。求人を探し、履歴書を作成して応募、面接。それらを準備する時間と労力はかなりのものです。
自己理解・障害理解を深めて、自分の配慮事項を明確にする。そして、提出書類や面接の内容もすべて自分で考えなければなりません。
やはり履歴書の書き方や面接の受け方もコツがありますので、独学ではなくプロのアドバイザーに支援してもらったほうが有利になります。
こちら就労移行支援事業所CONNECT豊中には、いろんな経歴を持った個性豊かな支援員が在籍しております。
今まさに就職活動や転職活動にお悩みの方、精神疾患や発達障害といった障害をお持ちの方、どんな不安や悩み事でも結構です。
一人で不安なら、支援というご縁を頂き、一緒に就職活動をしましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました。