皆さん2022年がスタートしましたが、いかがお過ごしでしょうか。
天王寺の井畑です。本年もよろしくお願い致します。
お正月は思い思いに満喫されましたか。
私はインドア中心で年末年始を過ごしました。コロナの影響もあり、外出する機会が少なくなって来ているので今年は家で出来ることを増やしていこうと考えています。
またお家時間を満喫出来ることが発見出来ましたらお知らせさせて頂きますね!(^-^)
こねくと天王寺も1/4~スタートしました。今年は天王寺事業所を活気ある事業所としてさらに盛り上げていきたいと思います。→抱負です(^-^)
今回は先日、個別ワークの時間を使って行われたSSTについて書いていきたいと思います。
昨年から月1回程度、個別ワークの時間を使ってSST(日常生活の中で起こりうることをテーマとしてロールプレイを行う)を開催しております。
コミュニケーションと非言語的コミュニケーションを用いて行われます。非言語コミュニケーションとは声のトーン・視線・身振り手振りなどを用いてのコミュケーション方法です。皆さんは言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションを組み合わせて会話を行っています。
ここでは非言語的コミュニケーションを意識することでよりコミュニケーションの幅を広くすることも目的の一つとしております。
今回のテーマは『頼まれていた仕事を忘れていた時の対応』でした。
SSTを行う時は予め場面の設定を行います。
⓵仕事の依頼を受けていたのが上司・先輩・同僚・後輩と想定してロールプレイを行いました。
⓶本人が置かれている状況
〇自分の業務が急遽多忙になり目の前の仕事で手がいっぱいで優先順位を決められていない状況。
⓷依頼していた相手の対応
〇依頼していた仕事は完了していると思っている。出来ていないことを知ると期限が迫っていることもありイライラ。
〇信頼して仕事を任せたのでショックを受けている。
⓸最終的な達成目標
〇相手から信頼回復のチャンスをもらう。
利用者さんの感想
〇自分一人では謝罪のみで八方塞がりでしたが他の方のロールプレイを見て様々な切り口で展開されていたのを見て参考になりました。次回はもう少し上手く出来ると思います。
〇相手に誠意を見せて解決案を提示することができましたが他の方を見ていて周りの方に協力して頂くことも必要だと思った。
〇緊張はしたが、自分一人ではなかったので安心して取り組めた。
〇語彙力が必要だと思った。言葉のバリエーションを勉強していきたい。
〇出来ないことは出来ないと正直に話をすること。出来れば早め助けを求めることが必要と分かった。
まとめ
今回のテーマは決して簡単ではありませんでした。自身に非があることは明白な上でのスタートなので謝罪はもちろんのこと解決策を考えなければなりません。会話の中で適切な落としどころを見つけるのは難しいものでした。しかし一人では答えが出せなくてもグループで行う事で様々な選択肢を導き出すことが出来ました。他の利用者さんのロールプレイを見ることで自分にはなかった引き出しに感激されている利用者の方も多くおられました。
SSTに参加することで自身の選択肢の幅を広げていくことも目的となっております。
少しでもご興味を持たれましたら一度、こねくとへお問い合わせください。