こんにちは!
就労移行支援事業所CONNECT梅田の山本です。
皆様の中で「就労移行支援を利用しても意味がない」という気持ちを抱えている方はいらっしゃいますか?
また、「就労移行支援が合わないと感じるけど対処法がわからない」という方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、就労移行支援を利用しても意味がないと感じている方に対して、自分に合った事業所選びや、現在通っている就労移行が合わないと感じた時の対処法について解説します。
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就労移行支援とは病気や障がいをお持ちの方が就職するために通う学校のような施設です。 ただ就職先を紹介してもらう場所ではなく、事業所へ通いながら訓練を行い、就職に必要なスキルを身につけていく場所です。 そのため、自分の能力や障がい特性とマッチングした仕事を探すことができます。 ちなみにCONNECTでは学校の担任のように「担当支援員」が存在し、週に1回の面談から職場体験実習のマッチング、就職活動の支援まで行い、就職まで付き添います。 就職した後も定着支援として6ヶ月間、職場でのストレスや悩みの問題を解決する支援も行っております。 就労移行支援を利用するには、障がいがあることを証明する必要があるため のいずれかが必要です。 「就労移行支援のおかげで就職できたから通って良かった」と感じられたりする方もいらっしゃいますが、就労移行を利用しても意味がないと感じる方も存在します。 例えば、社会人経験のある方にとってビジネスマナーの基礎は身についていると感じる内容も多いと思います。 また、多人数で話し合うコミュニケーションの訓練も、就職とは程遠い印象を持つ方もいらっしゃるかと思います。 そのため、日々の就労移行支援の内容に意味が見出せないと、就労移行支援に通っていも意味がないと考えてしまうことになります。 また、就労移行支援といっても事業所は全国に数え切れないほど存在し、事業所によってカリキュラムの内容や雰囲気が異なります。 下記では、就労移行を利用しても意味がないと感じてしまうケースを載せていきます。 事業所で行われているプログラムが多く、充実しているように捉えてしまうが、就職に対しての課題が根本的に解決されていないケースが存在します。 例えば、ビジネスマナーやPCのスキルの講座は存在するが、一方的な座学ばかりで実務に対しての能力が身につかなければ、自分には意味がないと感じてしまいます。 就労支援員とは、利用者に対して面談を行い、現状抱えている問題を一緒に改善していく立場の人です。 しかし、支援への熱意が感じられない、雑だと感じる対応をされる、コミュニケーションの量が少ないなど、事業所や支援員との相性が合わないと感じることがあります。 また、相談に乗ってくれる姿勢はあるが、就職をするために改善をしなければならない本人の課題を支援員が把握できていない、解決策や改善策を支援できないケースも存在します。 その結果、「あの支援員に相談しても仕方がない」という状態に陥り、自分には意味がないと感じてしまうことになります。 就労移行支援は、病気や障がいにより就業が難しい方を対象に、安定した就労ができる水準まで支援することを基本的な目的としています。 そのため、キャリアアップを望んでいる方や給料アップを目標としているなど、すでに就労が可能な方に関しては、就職活動やキャリアアップの支援に対応できない場面が多いです。 また、就職したいという目標を持たないまま支援を受けている場合は、就労移行支援の方針とと本人の目的に相違があるため、意味がないと感じてしまうことになります。 現状、就労移行支援は意味がないと考える方もいらっしゃるかと思います。 しかし、意味がないとすべて決めつけてしまうのはNGです。 下記では、就労移行支援を受ける意味がある人の特徴について説明します。 就労移行支援は週で5日間の決められた時間に利用します。 そのため、早朝に起きることや、毎日の昼食を同じ時間に食べるなどの生活リズムが整えられる環境です。 予定が空いている日は昼頃に起きてしまう方や、一日家で過ごすことにより生活リズムが崩れている方であれば就労移行支援に通所する意味が感じられると思います。 体調管理を支援員と相談しながら行い、日中に活動を行える生活リズムも身につけることができるので安定した生活を目指すことができます。 就労移行支援は、共通の悩みを抱える方と接することができるメリットも存在します。 同じ目標を持っている方と一緒に就職活動を行える環境であれば頑張れると感じる方も多いと思います。 対人関係に不安を感じる方には、コミュニケーション能力の向上を目的としたプログラムも存在します。 仕事では家族や友人とは違った対応の取り方が必須になってくるため、仕事をする上で必要なコミュニケーション能力を向上させることが可能です。 また、支援員と面談を行うことで自身の悩みを相談しながら問題の解決を目指すことができます。 就労移行支援は、面接に同行する支援も行っております。 そのため、面接にて障がい特性を正確に伝えることが難しい場合であっても、同行した支援員が正確に障がい特性を企業へ伝えることができます。 その結果、「就労移行支援事業所が後ろについてくれるなら雇用しても安心」と企業が感じることで採用の確立も変わってきます。 また、履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接も行えるため、自分の特性や長所、短所についても正確に把握することが可能です。 就職をするために不足している能力を就労移行支援の訓練で培うことが、就職活動を成功させる鍵になります。 就労移行支援事業所の多くは見学や体験利用が可能なため、事業所の説明をしっかりと受け 比較することで自分に合った事業所を見極めることができます。 下記では、自分に合った事業所を判断するポイントを紹介します。 「就労移行支援事業所の見極め方がわからない」と感じている方の参考になれば幸いです。 就労移行支援事業所の多くはホームページやパンフレットで就職実績や就職された方のコメントが掲載されており、就職した方の人数や就職先の職種が掲載されています。 そのため、自分に合った事業所を選ぶための目安になります。 また、開所まもない事業所では実績を公開していない場合も存在するため、見学や体験利用の際にしっかりと確認することが重要です。 就労移行支援は事業所ごとにプログラムが異なっているため、体験受講を利用して自分にあった事業所を選ぶことが大切です。 体験受講では実際の利用と同じく、面談を行うことで体験利用者にあったプログラムを専門の支援員が相談しながら提案してくれます。 実際に体験受講を行うことで、事業所のプログラムが自分にあっているかを判断することができます。 また、体験受講の期間は事業所によって異なりますが、半日、1日、3日間と相談に応じることも可能なため、自身のペースや体調も考慮した体験受講も可能です。 就労移行支援の体験受講を利用した際には、利用されている方々の年齢や雰囲気を拝見し、自分にあうかどうかを判断しましょう。 また、支援員とのコミュニケーションを取りやすいかどうかも重要です。 就労移行支援は支援員と相談した上で自身に合わせた支援の計画を組み立てていきます。 そのため、支援員とコミュニケーションのズレがあった場合、適切な支援を受けられないことに繋がり、「就労移行支援は意味がない」と感じてしまいます。 体験受講の際は、事業所の構造や雰囲気と共に支援員とのコミュニケーションについても確認してみましょう。 就労移行支援が合わないと感じている場合、就労移行支援ではなく事業所があっていない可能性があります。 例えば、厳しいのが苦手な方やまずは家から出るのが目標という方には、生活改善から見直し、訓練内容も比較的優しい事業所の方が合っています。 その反面、しっかりと勉強して社会復帰を目指したい方にとってはスキルアップの訓練やキャリアパスがきっちりしている事業所の方が合っています。 事業所ごとにプログラムや対象者も異なるため、就労移行支援が合わないと感じている方は、通所している事業所の内容が改めて自分に合っているかを確認しましょう。 就労移行支援や現在の事業所が合わないと感じている方は支援員に相談することも大切です。 支援員に現状を相談することにより、合わないと感じている原因の解決や改善ができる可能性もあります。 しかし、相談しても解決や改善ができない場合は、事業所の内容が合っていない可能性が高いため、事業所の変更を検討しましょう。 安定した就労を実現するためには、安心して通所できる事業所を探すことが重要です。 事業所の変更を考えている場合、まずは他の事業所に問い合わせをしてみましょう。 その後、プログラム説明や体験受講の案内をしっかりと把握し、自身に合った事業所を選びましょう。 また、面談の際に事業所の変更で悩んでいる旨を正直に相談しても良いと思います。 しっかりと相談に乗ってくれる事業所であれば、自身に合ったプログラムや適切なアドバイスをしてくれるため、積極的に他の事業所に問い合わせを行いましょう。 就労移行支援は学校のように通いながら就労を目指すための支援を受けることができる場所です。 そのため、学校と同じで継続して通所しなければ、生活サイクルの改善や就職に役立つ知識やスキルを身につけることができません。 長く働くためには日常生活の管理や健康維持も重要であり、自身の変化にいち早く気づくことは就職先で活躍できる要素でもあります。 支援員に就職や体調に関する相談を継続して行い、自身の支援計画に沿って就労の準備を行うことが安定した就労には大切です。
そもそも就労移行支援とは?
●自立支援医療の受給者証
●障がい者手帳就労移行支援は受けても意味ない?
サービスのレベルが低い
プログラムの種類や質が低い
支援員の質が低い
利用の対象と本人の目的に相違が生じている
就労移行支援を受ける意味もある!
日々の生活リズムを整えたい
コミュニケーションの機会が欲しい
就職活動がうまくいかない
自分に合った就労移行支援を見極めるポイント
就職実績について確認する
プログラムを体験受講してみる
支援員や事業所の雰囲気が自分に合っているか確認する
就労移行支援が合わないと感じた時の対処法
事業所に現状を伝えて相談する
他の事業所にも問い合わせをしてみる
就労移行支援は継続して受けることが大切
まとめ