さて本日は
天王寺の川崎が実習について書いていきます。
connectでは就労に向けた訓練を行っていますが
訓練を進められた人の中には
企業にて実習に参加する利用者さんがいらっしゃいます。
実習と訓練の違いをあえて書く必要はないと思いますが
<実習>は、実際に企業にて仕事を行っていく訓練をいいます。
仕事をすると聞いて、どんな気持ちになるでしょうか?
「えっ、訓練に通っているのに仕事しないといけないの?」
「やった、就労に向けて一歩進むことができた」
「まだ、働くのは怖いなぁ」
といろいろな気持ちが生まれることと思います。
実習は強制ではありませんが、実習に参加される方の多くは、
頑張ってきた訓練の成果を実際の現場で確認していきたいという
前向きな気持ちから生まれるものです。
実習に参加するメリットを書いてみますと、
・これまで体験したことのない業務にかかわり仕事選びの参考にできる
・訓練ではわからなかった特性や配慮事項に気づくことができる
・企業によっては、そのまま雇用に繋がることができる
他にもあるのですが、一度働いた経験のある方にとっては
実習を通して、
まだ働いたことのない業種を体験することができ
適職をみつけることができたと喜ばれる方もいらっしゃいます。
また、一般就労を目指していた人の中には、実習に参加し
その実習先で手厚い配慮をしていただき、
障がい者雇用に変えた人もいらっしゃいます。
中には、その会社に就職したいと思い始め、
エントリーして採用された方もいるくらいです。
実習を受け入れた企業側としても、仕事ぶりや性質を知ってくれているから
採用してもらいやすいですよね。
さらには、一度も就労経験のない方にとっては、
会社で働くことへのイメージを持つことができるようになり、
実習後の訓練への取り組みが変わった方もいらっしゃいます。
また、しばらく社会参加から遠ざかっていた方にとっては
実習に参加して、終日労働をしたことで自信が生まれ
早く社会復帰したいと思うようになった方もいらっしゃいます。
このように訓練に相乗効果を与え、
より就労に近づくことのできる実習ですが、
ここで必要となるキーワードは<配慮事項>という言葉です。
就労移行支援事業所で訓練をされている人にとって
この配慮事項が不明確なままだと
今後の長期就労に大きく影響を与えてしまう。
それくらい大切なものとなります。
利用者と面談をしていく中で、
これまで仕事が長く続かなかった理由を多く耳にします。
・仕事をし始めて叱られてばかりだった。
・人間関係が上手くいかなかった。
・誰にも理解されずに苦しんできた。
このような思いを今後の就労経験の中で、
二度と発生させない。
就労した後、辞めずに長続きしたい。
connectの訓練では、今後仕事をしていく中で
困りうることを時間をかけてみつけていきます。
実際に実習先の企業でも、一番に質問されるのが配慮事項
企業としては働きやすい環境を作っていきたい。
だけど、何をサポートすればいいのかわからない。
配慮さえ頂ければ・・・
そんなもどかしさを持たれるようです。
障がい者は仕事が少ないと思われている方。
実は企業は、障がい者雇用をしていきたいと思っているのです。
だけど、何に配慮していけばいいのかわからないから
採用に消極的なだけなのです。
自分は何に困っているのだろう
企業に働くと、どんなことに困るのだろう
長続きするために、どんなサポートをしてもらえばいいのだろう
普段から考え続けていくことで
企業からすれば、よく自分のことを把握していると
プラスに思ってくれるはずです。
connectでは常に新しい実習先を探しています。
ぜひ働いてみたい会社や体験したい会社がありましたら教えてください。
就職ステージに入るころには、準備できるよう
企業と話を進めていきます。
それまでの間、ひたすら自分のことを考える時間を作ってみませんか?
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