こんにちは!
ポケットモンスター スカーレット・バイオレットが楽しみで夜しか眠れない梅田事業所の山本です!
皆さんはポケットモンスターのゲームはお好きですか?
私は普段からポケットモンスター ソードシールドを楽しく遊んでおります。
就労移行支援事業所の利用者の方からも「趣味を探している」という声をよくいただきます。
そのため、趣味を探している方の助けになるべく、私の趣味を全力で語りたいと思います。
少しでも興味をもち、「始めてみようかな」と思って下さるのであればとても光栄です。
また、個人的にはポケットモンスターのゲームを遊ぶ人口が増えてほしいと思っているので、今回はこのブログを書きました!
今回のテーマは、ポケットモンスターのゲームをより深く楽しめる知識のお話です!
この記事を見ていただいてポケモンにより深く興味を持ってもらえると大変嬉しく思います。
- ポケットモンスターをもっとよく知りたい
- ポケモン対戦に興味があるけど何から始めていいかわからない
- ポケモンを真剣に遊んでみたい
- ポケットモンスターSVからガチ対戦を始めたい
はじめに
ポケットモンスターのゲームは、「ジムバッチを集めて四天王やチャンピオンを倒して殿堂入りして終わり」と思っている方は多いかと思います。
しかし、私のようにポケモンのストーリーをクリアした後も遊んでいる人は少数派ですが、一定数いらっしゃいます。
そのため、「クリア後に何をして遊んでいるの?」という質問を多くの方から頂くことがあります。
それは、ポケモンバトルです!
実はポケモンバトルというのはかなり奥が深く、突き詰めると数学まで関わってきます。
また、オンラインを使ったランダム対戦もできるので、対戦ゲームとしてずっと遊ぶこともできます。
しかも、見た目も可愛いポケモンやかっこいいポケモンなど様々なので、お気に入りの子を活躍させることもポケットモンスターの魅力です。
ただ、好きなポケモンでバトルをするにしても、弱くてすぐ倒されてしまうと楽しくないですし、何より好きなポケモンが活躍してるところも見たいですよね。
そのため、好きなポケモンが活躍させるには、そのポケモンを強く育成することが重要になります。
今回は、初心者向けの育成知識について勝手ながらお話していきます。
ポケモンの能力値
ポケモンにはそれぞれ隠しパラメーターが存在しており、その数値によってポケモンの能力値が決まります。
隠しパラメーターは3種類存在しており
●個体値
●努力値
と呼ばれております。
※上記の3つは公式の名称ではなく、ポケモンプレイヤーが統一して読んでいる名称になります。
この能力値については、ストーリーをクリアするまで気にする必要はありません。
しかし、ストーリーをクリアした後に対戦用のポケモンを育てるのであれば重要な知識です。
それぞれ詳しく解説していきます。
種族値
種族値とは、それぞれのポケモンごとに存在するステータスです。
「攻撃は弱いが足は速いポケモン」、「足は遅いがすごく頑丈なポケモン」など、ポケモンによっても様々な子が存在します。
それを数値にし視覚化したのが種族値になります。
種族値は
●こうげき
●ぼうぎょ
●とくこう
●とくぼう
●すばやさ
の6種類に分けられています。
それぞれを解説すると
●こうげき = 相手に接触する技の威力数値(たいあたり など)
●ぼうぎょ = 相手のこうげきに対しての耐久力
●とくこう = 相手に非接触する技の威力数値(10まんボルト など)
●とくぼう = 相手のとくこうに対しての耐久力
●すばやさ = 相手より数値が高ければ先に行動できる
となっており、それぞれ重要な役割を担っております。
※とくこうは特殊攻撃力、とくぼうは特殊防御力の略称になります。
例えば、ポケモンで最も有名なピカチュウの種族値は以下のようになっております。
●こうげき 55
●ぼうぎょ 40
●とくこう 50
●とくぼう 50
●すばやさ 90
ピカチュウの種族値を見ると、HPが35とほかの数値と比較して低いため、ピカチュウは相手からの攻撃にあまり耐えられないことが分かります。
その反面、すばやさが90と比較的高くなっているため、相手より先に行動できる可能性が高いです。
そのため、ピカチュウは「打たれ弱いが足は速いポケモン」という評価になります。
また、ミュウツーの逆襲という映画は皆さん聞いた事もあるんじゃないでしょうか?
映画のように強いポケモンとして有名なミュウツーの種族値は以下のようになっております。
●こうげき 110
●ぼうぎょ 90
●とくこう 154
●とくぼう 90
●すばやさ 130
すべての数値が100近くあり、とくこうに至っては154と驚きの高さを誇っております。
HPも106と大きい数値になっており、相手の攻撃にも耐えられるくらい丈夫なポケモンということが分かります。
また、攻撃面も非常に優秀であり、大体のポケモンを一撃で倒すことができる火力があります。
この種族値を見ると、「すごく足が速くて耐久性も高く、火力も高いポケモン」という評価になります。
ピカチュウと比較すると、ミュウツーは種族値において非常に優秀なポケモンになります。
このように、ポケモンの種族ごとに数値が設定されており、それぞれ性能が存在します。
ポケモンバトルをする際は、相手のポケモンとどっちが先に行動できるかでバトルの命運が分かれますので種族値の把握は非常に大切です。
個体値
個体値とは、ポケモンの個体ごとに設定されている能力値です。
同じポケモンの種族でも個体差があり、それを視覚化したものが個体値になります。
例えば、人間で表現すると、「足の速い人」や「頭の良い人」が存在し、それぞれの才能が異なります。
ポケモンにも個体ごとに才能が存在し、同じピカチュウでも「足が速いピカチュウ」や「火力が高いピカチュウ」が存在します。
そのため、種族値はベースに存在し、その上で個体差が存在するということになります。
ちなみに、最近発売されているポケットモンスターのゲームでは、ジャッジ機能というものがクリア後に解放され、ボックスから個体値を確認することができます。
ジャッジ機能では
●すばらしい
●すごくいい
●かなりいい
●まあまあ
●ダメかも
の6段階で個体値が表示され、さいこうが一番高く、ダメかもが一番低いです。
例えば、とくこう技をメインにピカチュウを育てたい際の理想個体値は以下になっております。
●こうげき:ダメかも
●ぼうぎょ:さいこう
●とくこう:さいこう
●とくぼう:さいこう
●すばやさ:さいこう
このように、必要のないこうげき以外の個体値は全てさいこうであれば理想のピカチュウになります。
※こうげき個体値をダメかもにしている理由は、状態異常のこんらんによる自傷ダメージやイカサマという技のダメージを最小限に抑えると言う意味がありますが、覚えなくても良いです。
そのため、種族値は同じピカチュウ同士でも、「すばやさがさいこうのピカチュウ」と「すばやさがダメかものピカチュウ」がバトルした際は「すばやさがさいこうのピカチュウ」が先に行動し、技を繰り出すことが可能です。
これはピカチュウ同士のバトルに限らず、ピカチュウと同じすばやさ種族値が90のポケモンも多く存在するため、同速勝負を制するためにも個体値の能力値は非常に大切です。
しかし、残念なことに野生で捕まえたピカチュウが上記の様な理想個体値をしていることはほぼありません。
そのため、理想個体を手に入れたい場合は、遺伝を利用する方法かすごいとっくんを利用する方法が存在します。
※遺伝を利用する方法については「孵化厳選」、すごいとっくんを利用する方法については「すごいとっくん」で検索してみると理解しやすいかと思います。
ただ、伝説のポケモン(ミュウツーなど)や幻のポケモン(ミュウなど)は原則として遺伝を利用することができないのでお気を付けください。
上記のように、理想の個体を求めて遺伝などを行うことに対して、厳選という言葉が用いられています。
努力値
努力値とは、種族値や個体値とは別に、強くしたいステータスを伸ばすことができる隠しポイントです。
ゲーム内では「きそポイント」と呼ばれており、努力値を振った能力の数値を上昇させることができます。
しかし、1匹に対して振れる努力値の上限は510までとされており、それぞれのステータスごとに252まで振ることができます。
つまり、ピカチュウをとくこうメインに育てたい場合は、とくこう個体値がさいこう+とくこうに努力値を252振るとピカチュウのとくこうを強く育成をすることができます。
また、とくこうに努力値を252振った場合、このピカチュウに振れる残りの努力値は、上限の510から252を引いた258となるので、まだ他のステータスを伸ばすことが可能です。
そのため、他の努力値は、すばやさに努力値を252+とくぼうに努力値を6、とした場合、余すことなくピカチュウに努力値を振ることができます。
※覚えなくてよいですが、努力値は508でステータスの上限まで触ることができており、余りの2は振ってもステータスに変動はありませんが、今回は分かりずらいので余りをとくぼうに6まで振っております。
その結果、努力値をとくこう252+すばやさ252+とくぼう6に振った「素早く強い攻撃ができるピカチュウ」が爆誕します。
努力値をポケモンに振る方法は
●アイテムで努力値を振る方法
という方法が一般的です。
野生ポケモンを倒す
野生のポケモンを倒して努力値を振る場合、野生のポケモンごとにもらえる能力の努力値が異なってきます。
そのため、こうげきに努力値を振りたい場合は、「こうげき 努力値 野生」で検索すると、倒すべき野生ポケモンが現れる場所が分かります。
その後は指定された野生ポケモンをひたすら倒すと努力値を振ることができます。
※基本的に野生ポケモン1匹につき、1~2の努力値が振られますが、ポケルスやパワー系アイテムを利用すると一気に振ることも可能です。
アイテムで努力値を振る方法
タウリンやインドメタシンといったアイテムで努力値を振ることも可能です。
努力値を振ることができるアイテムはドーピングアイテムと呼ばれており、野生ポケモンを倒す方法と比べて楽であることから多くのポケモントレーナーから好まれている方法です。
ドーピングアイテムは
●タウリン:こうげきに努力値が10振られる
●ブロムヘキシン:ぼうぎょに努力値が10振られる
●リゾチウム:とくこうに努力値が10振られる
●キトサン:とくぼうに努力値が10振られる
●インドメタシン:すばやさに努力値が10振られる
●たいりょくのハネ:HPに努力値が1振られる
●きんりょくのハネ:こうげきに努力値が1振られる
●ていこうのハネ:ぼうぎょに努力値が1振られる
●ちりょくのハネ:とくこうに努力値が1振られる
●せいしんのハネ:とくぼうに努力値が1振られる
●しゅんぱつのハネ:すばやさに努力値が1振られる
の上記が存在します。
例えば、ピカチュウのとくこうに努力値を252振りたい場合、リゾチウムを26個使用すれば簡単に努力値を振ることができます。
※リゾチウムは「とくこうの努力値が10振られる」効果なので、26個使用するととくこうに努力値が260振られますが、上限の252で止まります。
このようにドーピングアイテムを使用すると、野生のポケモンを倒す手間が省けるため、早い時であれば1分ほどで努力値を振り終わることもあります。
性格
ポケモンには個体ごとに性格も存在し、性格ごとに「育ちやすい能力」と「育ちにくい能力」があります。
性格により、育ちやすい能力は1.1倍数値が高く育つため、非常に重要な要素です。
その反面、育ちにくい能力は0.9倍数値が低く育ちます。
例えば、「ひかえめ」な性格のポケモンであれば、とくこうが1.1倍になり、こうげきが0.9倍になります。
そのため、とくこうメインのピカチュウを育てたい場合は、こうげき能力を高くする必要が無いため、性格を「ひかえめ」にしてあげると無駄がなく育てられます。
また、「おくびょう」な性格のポケモンは、すばやさが1.1倍、こうげきが0.9倍となるため、すばやさを重視したとくこうメインのピカチュウを育てたい場合は、性格を「おくびょう」にしてあげると、ピカチュウ同士のバトルでも先に行動できる確率が高くなります。
この他にも性格は多く存在し、ぼうぎょが高くなる代わりにすばやさが遅くなる性格などが存在します。
ポケモンの性格を厳選する方法は
●ミント
●シンクロ
の上記3種類が最も有名なやり方です。
遺伝
遺伝とは、ポケモンが産んだ卵を利用した方法です。
預かり屋(旧作では育て屋)にて性別の違う同じ種族のポケモンを預けると卵ができ、その卵から生まれたポケモンは、親である二匹のポケモンから個体値を引き継ぐことができます。
その際に、片方の親に「かわらずのいし」を持たせた状態で卵を産むと、「かわらずのいし」を持たせた側の親が持っている性格を、生まれた子供に引き継がせることができます。
また、「あかいいと」というアイテムを持たせた場合は、両親の個体値を5個引き継いだ状態で生まれてきます。
上記のように、親の個体値や性格が引き継げるシステムが「遺伝」と呼ばれております。
※孵化厳選について詳細に書くと長くなるため、気になる方は「孵化厳選」で検索してみてください。
ミント
ミントとは、目当ての性格と同じ能力補正へ変更することができるアイテムです。
ミントの種類は様々存在し、「ようきミント」や「おくびょうミント」など、性格ごとのミントが存在します。
例えば、「おっとり」な性格の場合、とくこうは育ちやすいがぼうぎょが下がりやすいため、打たれ弱くなってしまいます。
そのため、とくこうをメインにポケモンを育てたい場合は「ひかえめミント」を使用すると、性格は「おっとり」のまま、能力補正のみ「ひかえめ」に変化します。
※「ひかえめ」な性格は、とくこうが育ちやすくこうげきが下がるため、特殊攻撃メインのポケモンであれば無駄がなく育成できます。
シンクロ
シンクロとは、ポケモンの特性である「シンクロ」を利用した厳選方法になります。
手持ちポケモンの先頭に、特性「シンクロ」のポケモンを配置した場合、その状態で出会う野生ポケモンは50%の確率で性格が「シンクロ」のポケモンと同じになります。
例えば、特性が「シンクロ」で性格が「やんちゃ」のポケモンを手持ちの先頭にした場合、遭遇する野生ポケモンの性格が50%で「やんちゃ」になります。
そのため、目当ての性格であるポケモンを捕まえ、親として預かり屋に預けることで、産まれてくる子供の性格を固定したまま個体値の厳選を行うことができます。
また、「シンクロ」は伝説のポケモンなどにも利用することができ、特定の場所に行けばバトルが始まるといった固定シンボルのポケモンに多く使われる方法です。
※固定シンボルとは、常に同じ場所で出現するポケモンの総称として使われており、話しかけるとバトルが始まるといったポケモンのことを指します。
さいごに
いかがだったでしょうか?
上記の通り、ポケットモンスターのゲームはとても奥が深く、やり込み要素が多いです。
今回はポケモンの育成方法について書きましたが、ポケモン対戦に関する知識も同様に存在します。
強いポケモンを育成できたとしても、対戦のプレイングが悪ければ活躍させることができません。
そのため、対戦に関してはタイプ相性の記憶から始まり、最終的には相手の行動を読んだ上での技選択などが必要になってきます。
また、オンラインのランダム対戦であるランクマッチでは、相手のポケモンはほとんど育成に無駄がない環境のため、個体値や努力値が完璧であることが前提でバトルをしなければなりません。
そのため、バトルのプレイングがすごく上手くても肝心のポケモン育成が穴だらけであればすぐ負けてしまいます。
ポケモンバトルに勝つためには、対戦のプレイングもすごく大事ですが育成も同様に重要です。
上記に書いたものがポケモン育成の全てではなく、まだまだたくさんの要素がポケモンにはあります。
そのため、質問があれば私は梅田事業所に居るのでいつでも来てくださいね!
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