みなさんこんにちは!CONNECT梅田の新谷です。
・近頃ITの時代になってきているけど、スキルをどのように身に着けたらいいのだろう
・適正を知りたいけど、就労移行支援にIT系の訓練はあるの?
・IT系の障害者雇用ってあるのかな?
など、悩んでる方いらっしゃいませんか?
今回はITに特化した就労移行支援とはどのようなものか?違いなども含め解説します!
- IT系のスキルを学びたい人
- 就労移行支援を通いつつ、ITの勉強をしたい人
- IT系の障害者雇用を検討している人
就労移行支援とは?
就労移行支援とは、生産活動や職場実習などの機会の提供を通じた就労に必要な知識や能力の向上のために必要な訓練、就労に関する相談や支援を行います。
生産活動(工賃が発生する仕事)があるかどうかは事業所によります。
その為、事業所によっても、カリキュラムや個人、グループで進める訓練の違い、どの分野の職種に特化しているかなど様々です。
よって、どの事業所のスタイルが自分に合っているかというのを見つけて行く方が賢明なご判断かと考えられます。
就労移行支援事業所は、「労働」というよりは「訓練」をする場となります。職場実習などを通じ、一般就労を目指します。
利用対象者は以下になっています。
①一般就労を希望する方
②18歳から65歳未満の方
③身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病のある方
また、原則として2年間の利用となります。
ITに特化した就労移行支援とは?
ITに特化した就労移行支援事業所の特徴としては
・IT系の訓練内容が豊富
・IT資格取得へのサポートが充実している
・IT職経験者やITスキルを持ったスタッフが多数在籍している
・IT系だけでなく、ビジネスマナープログラムも受けられる
などがあげられます。
就職先
ITに特化しているため、それを直接活かせる企業へ就職される方が多いです。
・エンジニア(約50%)
・ウェブデザイナー(約30%)
必ずしもIT職だけでなく、約10%の方が事務職やその他の職種へ就職されています。
訓練内容
専門スキルを持ったスタッフが在籍しているため、経験者だけでなく、未経験者でも
・プログラミング(HTML、CSS、Python)
・ウェブデザイン(illustration、Photoshop)
・動画編集(PremierePro、AfterEffect)
・e-スポーツ
・microoffice
などの専門的な知識を学ぶことができ、施設内だけでなく在宅での訓練が受けることができる事業所もあります。
また、ITスキルの他に、就労に欠かせないビジネスマナーなどを身に着けるプログラムもあります。
CONNECTの就職先
ここでCONNECTの就職先と比較していきます。
就職先の比較のみのため、その他プログラムについて詳細を知りたい方は、ぜひ下記URLからご確認ください!
https://www.connect-syurou.com/service/
・事務(35%)
・製造・工場・倉庫(19%)
・サービス・清掃・警備(16%)
IT特化ではありませんが、CONNECTでの就職先も事務職に就かれている方が割合としては多く、
次いで手先を動かす軽作業系や、体を動かす業務に就かれている方が多い傾向にあります。
どのように事業所選びをしたらよいか?
就労移行支援事業所の利用を考えている方でも悩みは
・仕事が続かない
・就活がうまくいかない
・何か資格を取得したい
・履歴書の書き方のコツが知りたい!
・職場のコミュニケーションに悩んでいる
・どんな仕事に向いているのかわからない
・体調の安定を優先しながら就職を目指したい
など、様々です。
そのため、
①自分が何に悩んでいるのかを明確にした上で、
その悩みが解決または対処法が見つかる訓練があるかどうかを確認する
②毎日通所することを想定して、自分が過ごしやすいかどうかを体験する
などが必要となります。
不安や心配が人それぞれあるように、就労移行が提供している訓練や訓練時間も様々です。
また、同じグループの就労移行であっても雰囲気は事業所によって雰囲気も異なります。
そして、自分に合った事業所を見つける方法は、パンフレットやHPだけで決めるのではなく、
実際に話を聴きに行き、実際の訓練を体験して訓練内容や事業所内の雰囲気を確認した上で決めて頂くことが大切になります。
まとめ
・ITに特化している事業所でも、軽作業に特化している事業所でも同じ就労移行支援事業所の為制度は同じ
(年齢制限、利用期間、料金など)
・IT特化の就労移行支援もビジネスマナーのプログラムもある
・既にITの方へ道を決められている方は専門的に学べる就労移行の方がいい
・リモートの方がよりコミュニケーションを求められる
・同じグループの就労移行であっても事業所によって雰囲気が違う為、自分にあった事業所を見つけることが大切
・パンフレットやホームページだけでなく、実際に事業所へ行き、訓練を体験した上で訓練を継続できそうなのかを決めるのが大切