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就労移行支援事業所は学生も利用可能!?詳細を徹底解説!

2023.03.10

仕事・訓練

こんにちは!

毎週1回趣味の銭湯に行きますが、露天風呂が寒すぎて風邪を引いた枚方事業所の塚本です。

いつになったら暖かくなるのでしょうか?(笑)

皆さんも体調管理には十分お気を付け下さい。

話が逸れましたが本題に入ります!

突然ですが障害をお持ちの学生の方で、就職活動が上手くいかないとお悩みの方はいませんか?

就職活動と一括りにまとめていますが、自己分析企業分析面接練習とやる事はたくさんあります。一つずつ学校の授業で学ぶ事ができればいいのですが、なかなか学ぶ機会が少なく、

何をしたらいいのかが分からない・・・

悩まれている方々が多いのが実情です。

「そういった方々の少しでもお役に立てれば!!!」ということで、今回は学生も就労移行支援事業所は利用可能なのか?に焦点を当てて解説していきたいと思います!

 

この記事は次のような人にオススメ
  • 障害をお持ちの学生の方
  • 障害の影響で、就職活動が上手くいかないと悩まれている方
  • 学生の方で就労移行支援事業所を検討されている方

オススメ動画はコチラ▼

就労移行支援とは?

就労移行支援事業所とは、就労に必要な知識やスキルを身につけることができ、障害者総合支援法に定められる、障害福祉サービスの中の一つです。就活がうまくいかない」「仕事が続かない」「生活リズムが崩れているなど、お仕事に対する不安や悩みをお持ちの障害のある方に、自分にピッタリの仕事見つけていただくためのサポートを行います。

何をするところ?

就労移行支援事業所のサービス内容は事業所によっても異なります。

・ビジネスマナー

・基本的なPCスキル

・履歴書など必要書類の添削

・面接練習

・企業実習

といったどの職種にも必要となる一般的なスキルはどこの事業所でも学べるところが多いです。

その他にもプログラミングが学べたり、知的障害・発達障害などの障害種別に特化した事業所、様々な資格が取得できる事業所など、事業所によって強みが異なるため自分に合った事業所選びが大切になってきます。

インターネットやチラシだけでは分からないという声もよくお聞するので、実際に事業所に見学・体験してみて、検討する方がよいかと思います。

利用対象は?

・一般就労を希望する方

・18歳から65歳未満の方

・身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病のある方

になります。手続きはお住まいの市役所で行うことができます!

学生の方は就労移行支援事業所を利用できるの?

上記に記載した通り18歳以上の方は就労移行支援事業所の該当者になるため、学生の方も利用可能です。

ただし利用するためにはいくつかの条件があるため順に解説していきたいと思います。

一定の条件とは?

利用するための条件として

①地域や大学での就労支援機関による就職支援の実施が難しい場合、又は困難である場合

②大学卒業年度で、単位などの卒業条件が見込まれており、就労移行支援の利用に影響がない者

③本人が就労移行支援の利用を希望しており、尚且つ就労移行支援利用が就職に結びつくと市町村が判断した場合

が必要となります。

自治体によって必要書類が求められる事も多く

①については

・就職活動をしたけど難しかったという実績

・学校のキャリアセンターの方からの「就労移行支援事業所が妥当である」といった内容が記載された書面

②については

・卒業見込み証明書

が求められるケースが多いです。

ただしお住まいの自治体によっては条件が異なる場合もあるため、まずは自治体に確認する方が賢明です。

高校生は使える?

先程記載した通り、基本的に年齢が18歳以上からが利用対象者となるため、利用することは難しいです。

ただし何もできないわけではありません!後ほど詳しく解説していきたいと思います。

大学生や専門学校生は?

大学生専門学生が先程記載した条件を満たしていれば利用可能です。

「卒業見込み」が出てから週2回大学、週3回就労移行支援事業所といった利用の仕方をする方々は多くいます。早くから通所することができれば、その分就職活動の準備に時間を割くことができるので、利用を検討されている方は、まずはしっかり大学の単位を取得して、就職活動にシフトできるよう準備をしていくことが大切です。

 

在学中に就労移行支援を利用するメリットとは?

・卒業後そのまま社会人として働くことができる

・専門スタッフによる手厚いフォローが魅力

・就職後のサポートも充実

などのメリットが挙げられます。一つずつ順に解説していきたいと思います。

卒業後はそのまま社会人として働くことができる

大学を卒業してから就労移行支援事業所に通うとなると、卒業後そのまま働くという一般的なルートからは逸れる形となります。就職の準備期間に充てるため全く悪い事ではないと思いますが、いざ直面してみると周りの方が皆働いている中自分だけが働いていないといった劣等感から、距離を置いてしまったり、気持ちが落ちてしまうことも少なくないと思います。

そのため在学中に就労移行支援事業所に通うことができれば、皆と同じスタートダッシュが切ることができるというのは大きなメリットかと思います。

専門スタッフによる手厚いフォローが魅力

大学や短大、専門学校にも就職のサポート制度はありますが、障害を理解した上で、サポートができる方はいないことがほとんどです。

そのため「障害特性による悩み」が分かってもらえず、適切な支援を受けることができないことも多いです。

一方で就労移行支援事業所では障害に対しての理解を踏まえた上で、就職のサポートを受けることができます。また専門スタッフも多く、本人が望むような手厚い支援も受けることができる点も大きなメリットといえるでしょう。

就職後のサポートも充実

大学や専門学校では就職活動のサポートは受けられますが、就職後のフォローはないことがほとんどです。

一方で就労移行支援事業所では入社後も定着して勤務できるよう、定着支援を行っています。

障害の有無にかかわらず、新卒の新入社員のほとんどは多くの悩みがあります

・誰に相談したらいいかが分からない

・ミスを恐れて不安になる

・人間関係がうまく構築できない

などから仕事を続けることができなくなる方も少なくありませんが、就労移行支援事業所の定着支援では、仕事での悩みだけではなく、会社側へ直接アプローチをして解決する事もできるため、安心して働くことができるといえます。

18歳未満の方が就労移行支援を利用検討している場合

前述の通り、就労移行支援事業所は18歳以上からが利用対象者となるため、基本的に利用することは難しいです。
ただし事業所にもよりますが、見学や体験はできるところが多いです。中には高校生を対象に夏休みや長期休暇を活用して見学や体験イベントを企画している事業所も多いので、卒業後を見据えて在学中から探し始めることをオススメします!

そうすることで、卒業後スムーズに就職に向けた訓練のスタートが切れるかと思います。

利用の流れは?

就労移行支援事業を利用するまでの流れとして

① 就労移行支援事業所を探す

② 見学し、支援員との面談を通して困り事や求めている訓練をお話しする

③ ②に基づき、実際に訓練を体験をする

④ 事業所の比較検討をして、利用する事業所を決める

⑤ 役所に申請をする

⑥ 利用開始

が必要となります。

この①~④までは在学中からでも準備を進めることができ、早めに動き出すことで様々な事業所を見学・体験することができるかと思います。

利用には何が必要?

事業所を決めることができたら次は役所への申請が必要です。

申請に必要な書類として

・申請書

・セルフプラン

・障害を証明するもの(手帳や医師の診断書)

が必要となります。申請書やセルフプランはお住まいの自治体によりますが、窓口を訪ねるともらえることが多く、書き方もその場で教えてもらえることがほとんどです。

就労移行支援事業でもお手伝いしてくれる事業所もあるので、申請が不安でしたら事業所にその旨を伝えお手伝いしていただく方が安心できるかもしれません。

また自治体によって必要書類が異なることもあるため、利用を決めたら役所に必要書類を確認してから準備をすることをオススメします

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最後に

いかがだったでしょうか?

今回は移行支援事業所は学生も利用可能なのか?に焦点を当てて解説させていただきました。

障がいをお持ちの学生の方で就職活動に悩まされている方は多くらっしゃいます。

分からないことも多く、先が見えない不安もあることでしょう。

なのでそういった方は利用するかは特に考えず一度見学に行くことをオススメします!

自分の悩みを話すだけでも少し心が軽くなるかもしれませんし、一般雇用と障害者雇用の違いや、一般雇用だけれども障害を開示する働き方など悩みによって様々な選択肢が取れ、

そういった情報収集に活用することもプラスになり得ると私は思います!

一歩を踏み出すのに勇気がいるかもしれませんが、踏み出すことで見えてくる景色があるかもしれません。

意外と踏み出してみたらなんてことなかった なんてことも多々あります(笑)

お悩みの方いらっしゃいましたら是非ご連絡お待ちしております。

この記事が皆さんの少しでもお役に立てたのであれば幸いです

では次の記事でお会いしましょう♪

 

まとめ
  • 就労移行支援事業は学生でも条件を満たせば利用することができる。
  • 在学しながら利用することで、卒業と同時に就職が見込めるなど様々なメリットがある
  • 高校生は基本的には利用することはできないが、夏休みや長期休暇を活用して見学や体験イベントに参加し、準備を進めることができる

 

 

 

 

 

 

 

 

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