皆様こんにちは!豊中事業所の丸山です( ´ ▽ ` )ノ
もう暖かくなってきましたね!むしろ暑い!
ただ、暑くなったり急に冷えたりと体のバランスが取りづらい時期でもありますね(´・ω・`)
皆様お体の調子はいかがでしょうか??
さて、最近私のお仕事のお話をしたときに、偶然にも数名からこのような事を聞かれたことがあります。
「障がい者雇用って、障がいを持っていたら誰でも入れるんでしょ?」
「障がい者雇用なんだから、出来ないことがあって当然じゃないですか??それを求めるのは酷だよ」
ち が い ま す!!!!
恐らく、こねくとに通所されている利用者さんであれば上記のお話が違う事は分かってらっしゃると思うのですが、やはりまだまだ世間では障がい者雇用って理解が浅いなぁと感じております。
そのため、今回は障がい者雇用の誤解について、私の目線から書いていこうと思います!
【障がい者雇用は世の中全ての障がい者が入れる所??】
答えはNo!です。
細かいことを伝えると【障がいを持っていたら誰でも入れる】という訳ではないのです。
じゃあどんな人が入ることができるのか
まず基本的なことはこちらの方をご覧頂きたいのですが、加えてどんな人が障がい者雇用で採用されるのか今回の記事でお伝えしていきます。
①安定して出勤することが出来る人!
まずはやはりここに尽きます。いわば、欠勤が少ない人です。
厳しいことを伝えると、こねくとを月に1回以上何らかの体調不良でお休みされる方は安定通所出来ているとはいえません。
そうなると安定して働くことが出来る証明は、ずばり!こねくとも休まないことです。
「しんどいから休むのは仕方ないでしょ!」
過去に実際に言われたことがあります。
でも正直、企業は度々休む人を採用したくはありません。
しんどい時に、どうすれば対処できるのか、どうすれば仕事が出来るのかを一緒に考えるのがこねくとの役目ですので、しんどい時こそいろいろ一緒に試行錯誤していきましょう!
②自分の障がい理解をきちんとしている人
「ADHDで、集中力がないことが特性です」
では、こちらに配慮してほしいことはありますか?
「ありません!でも頑張れます!」
これでは採用されません。
①の後半にも書いているように、何かあった時の対処策を持っているかどうかが採用のポイントになります。
じゃないと、企業側も何かあった時にどうすればいいのか分からず困っちゃいますからね💦
なので、しっかりと自分の障害特性を理解して対処策をもちつつ、配慮事項も明確になっている方を採用したいのが企業側の気持ちです。
ただ、たまに対処策を伝える際に「~しないよう気をつけます」と答えられる方もいらっしゃるのですが、気を付けるというのは具体的な対処策ではないのでご注意ください。
③すぐに挨拶が出来る人
これは少し趣旨とは違うかもしれませんが…
とある企業で言われたことがあります。
「うちの企業は挨拶がきちんとできる人を採用したいんです。「ありがとうございます」や「すみません」がすぐに出る人は、一緒に働いていて気持ちいいですからね。きちんと挨拶出来る人が多少失敗したとしても、こちらがフォローも気持ちよくできますからね」
私はたまに利用者さんに言うことがあります。
「働いてあげて当たり前だと思わないこと。企業に対して働かせて頂いていることを忘れちゃいけません」と。
※社畜になれって訳じゃないですからね!
挨拶が出来る人はそういった感謝の気持ちを常に持っている方だと思うのです。
そしてその感謝の気持ちは周囲に伝わり、いつか困ったことがあってもお互い助け合える…
そんな環境を自ら作り出せるような人は、採用されやすいと思います。
そのため、面接では書類を貰った際はきちんと「ありがとうございます」や「すみません」聞こえなければ「もう一度仰って頂けますでしょうか?」という言葉は大切にしてくださいね✨
【まとめ】
じゃあこれらが出来たら明日の面接は絶対採用されるね!☆
なーんてことはありませんが
もし、今読んでいる方のご家族さんや近しい人から
「障がい者雇用なんて、すぐ働けるでしょ!?」ということを言われた方は遠慮なくこの記事を見せてあげてください。
障がいをお持ちの方の就職を支援しているプロが書いております。
確かに、早く就職したい・してほしいというお気持ちは理解できます。
でも、就労移行に来られている多くの方が、その障害特性から色んな苦労をされてお仕事を辞められている方です。
同じ失敗を繰り返さないために、こねくとで色んなことを頑張られています。
慌てず、しっかりと障がい理解を深める等して足元を固めてからの就職活動をご検討下さいね✨
ではまた( ´ ▽ ` )ノ