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アスペルガー症候群の女性の特徴とは? 詳細を徹底解説!

2023.06.23

病気・障害の特性

こんにちは!!CONNECT豊中事業所の吉田です!

LGTBQ+が話題となっているご時世ではありますが、アスペルガー症候群と診断されている女性ならではの困りごととして、

・女子会が苦手で周りと上手く馴染めない

・子どもの対応をすることが苦手でどう接したらいいか分からない

・月1回は精神的に不調になってしまう

といった悩みをお持ちの方はおられませんか?

今回はアスペルガー症候群と診断されている女性の特徴について解説していきます!

 

この記事は次のような人にオススメ
  • アスペルガー症候群の特徴を知りたい人
  • アスペルガー症候群の傾向がみられる女性の人
  • 周囲にアスペルガー症候群の女性の方がいる人

 

オススメ動画はコチラ▼

 

アスペルガー症候群とは?

アスペルガー症候群は、先天性の脳の機能障害であり、発達障害の一つです。

現在は、自閉症や広汎性発達障害と合わせて、「自閉スペクトラム症(ASD)」という表現に統一されています。

障害特性として「社会性の問題」「コミュニケーションの問題」「想像力の問題」が見受けられますが、知能や言語の遅れはないために一見して障害があるようには見えないことが特徴です。

なお、男女比率は4:1(男性:女性)と言われています。

また、大きく3つの特徴に分けられます。

積極奇異型

人と積極的に関わろうとするものの、気遣いや空気を読むことが苦手で自分を相手に押し付けるようなコミュニケーションになりがちです。

受動型

他者からの働きかけに素直に応じることはしますが、受け身な姿勢で相手の誘いや頼みを断ることが苦手、周りに流されやすいという特徴があります。

孤立型

人とあまり関わりを持とうせず働きに応じることが少なく、周囲への関心が薄いためひとりでの行動を好みます。

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アスペルガー症候群と診断されている女性の特徴とは?

冒頭で軽く触れましたが、男女比としては圧倒的に女性の方が少ないです。

理由として、

・アスペルガー症候群が男性に沿った診断基準になっていると言われている

・女性の方が比較的社会適応力が高く、本能的な対人スキルを使って溶け込んでいる場合や生きづらさが周りに伝わっていないことがある

等の背景があります。

そもそも気付かれにくいということから、適切な対処が遅れて二次障害であるうつ病につながるケースもあります。

ここでは、アスペルガー症候群と診断されている方の「困りごと」について取り上げていきます。

ガールズトークが苦手

女子会やママ友会などのグループに馴染めないというものです。目的がなく話題の入れ替わりが激しい会話や、暗黙の了解や言葉の裏にある意図を理解し、その場の雰囲気を察しながら話すことを苦手としています。そのため、女性同士の会話が苦痛だと感じる方もいます。

感覚過敏

音、光、匂い、味などの感覚が敏感の方が多く、不快や嫌悪を感じやすいです。

味覚が敏感な場合は、偏食や少食になりやすく、貧血につながることがあります。

家事や子育てが苦手

指示通りに進めることは得意ですが、自分で計画を立てて行うことや、掃除洗濯料理などマルチタスクをこなすことが苦手な方が多いです。また、子どもとのコミュニケーションに難しさを感じることもあります。子育て中、想定外の反応や突発的な行動に上手く合わせることができないといった困りごとが発生します。

こだわりが強い

興味のあることや自分で決めたルーティンやルールにこだわり、想定外の行動を取ることに抵抗を示すことがあります。

容姿へのこだわりが強く過度なダイエットから摂食障害になる場合や、肌触りのような感触が敏感で特定の質感のものを選んで似たような服装になりがちになることもあります。

また、掃除であれば1箇所だけを徹底的にやってしまうこと、食べる順番や入浴と夕食の順序にこだわることなどが挙げられます。

体調を崩しやすい

女性のアスペルガー症候群方は、PMS(月経前症候群)などの女性ホルモンの影響を受けやすいと言われています。

そのため月経周期によって体調不良になることが多く、産後うつになりやすいとも言われています。

また、自律神経系が弱いため疲れやストレスで不調を起こしやすい傾向にあります。

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対策

上記の困りごとに対して周囲の理解や配慮があれば解消されることもありますが、それらも求めることが難しい場合があります。

その場合を考え、自身でも解消できるような取り組みを明確にしておくことが大切です。

特定の人と付き合うようにする

友達や同僚との対人関係に悩んでいる方は、無理に周りに合わせようとせず、割り切ることが必要です。

友人関係であれば相談しやすい友達が1人いるだけで十分ですし、職場では指導してもらう人を1人にすることで人間関係の摩擦を避けることができます。

専門家や専門機関に相談する

我慢したり、自分で判断したりせず、医師の診断を仰ぎ服薬に頼ることもひとつです。

職場に馴染めず転職を繰り返している方は、どのような配慮をしてもらえれば長続きするのかなどを就労移行支援事業所などの専門機関に相談するという方法もあります。

正しい知識を得て適切な行動をしていくことが問題解決の近道です。

ルーティン化できる環境に身を置く

臨機応変が苦手な場合が多いため、自分用のマニュアルやToDoリストを作成するという方法があります。

家事であれば、掃除、洗濯、料理毎に1週間の表を作成しルーティン化すると、どれかが出来ていなくて部屋が荒れてしまうというようなことは減る可能性があります。

家事アプリやスケジュール表のテンプレートがありますので活用してみるのもひとつです。

また、職場でも「○が起きると×する」「○の時は①〜さんに確認②〜さんに報告」というような対応マニュアルや、週毎や1日毎のできるだけ細分化したスケジュールを予め作成しておくと混乱を避けることができます。

 

まとめ

それでは今回の内容を振り返ります。

まとめ
  • アスペルガー症候群は社会性、コミュニケーション、想像力の3つの問題がある
  • 女子会や子育て、月経等、女性特有の困りごとが起こる可能性がある
  • 生きづらさを一人で抱え込まず相談しやすい人や専門家・専門機関に相談する
発達障害・うつ病・適応障害・パニック障害などで、就職・転職にお困りの方へ
  • 自分に合った仕事が分からない…
  • 職場の人間関係が…
  • 障害を理解してもらえない…
  • 体調や生活リズムが整わない…
  • 仕事が決まらない…
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