ごきげんよう、ミナミの奇婦人こと丸山です。
しばらくご無沙汰しておりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私はこの休日で久しぶりに読書に励み、ずっと気になっていた文庫本を1冊、読み終えました。
町田そのこさん著・「52ヘルツのクジラたち」という作品で、数年前に、そのときはハードカバーで出版されています。
もしかしたら、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
さて、感想を書き始めると止まらなくなりそうなので、さっそく本題に(笑)
今回のブログのテーマは「気象病の予防」です。
気象病とは?
本州が梅雨入りして約ひと月。
この時期のお悩みとしてよく挙がるのはやはり、低気圧による不調。
頭痛・めまい・吐き気などが、代表的な症状ですよね。
一般的に「気象病」「気圧病」「天気痛」などと呼ばれているものですが、実は正式な病名ではありません。
これらの呼び名は、気温や気圧の変化の影響により、持病(偏頭痛など)が悪化している状態を指します。
つまり、元々何らかの症状を抱えている人は特に、この気象病に悩まされることが多いのです。
症状の種類や度合いは、人によって異なりますが、中には命に関わるほど重篤な症状として現れることも……。
一時的なもの・よくあることと軽く見ず、きちんと自分をいたわってあげてくださいね。
原因は?
気象病は、気温や気圧の変化により、自律神経が乱れることで起こります。
季節の変わり目は体調を崩しやすかったり……というのも、実は気象病のひとつ。
特に気圧の場合、耳の中にある気圧センサーが敏感になっている状態だと、その影響を受けやすくなります。
治療法は?
気象病の治療は、”対症療法”が中心です。
例えば、「頭が痛くなったら鎮痛剤を服用する」などですね。
しかし、できれば症状が出る前に予防したいもの。
今回のブログのテーマは、気象病の”予防”ですので、対策という部分に焦点を当ててお伝えしてきます!
対策①「薬物療法」
各症状を予防するお薬を服用する方法です。
例えば偏頭痛であれば、”頭が痛くなってから”ではなく、”頭が痛くなる前に”お薬を飲みます。
メリットとしては、
・対症療法と異なり、各症状に苦しまなくてよい(あるいは、軽度で済む)
・体質改善に比べて、手っ取り早い
などでしょう。
根本的な解決にはなりませんが、
「今はとにかく症状を軽くしたい」「仕事や学校を休みたくない」
という方は、かかりつけのお医者さんと相談しながら、試してみてもよいかもしれません。
対策②「漢方薬」
一口に漢方薬といっても、その種類は実に様々!(私は大体読み方がわかりません)
気象病の改善には、「五苓散」「苓桂朮甘湯」を処方されることが多いようです。
漢方の世界では、気象病は“水毒(水滞)”=体内の水分バランスが乱れたり、流れが悪くなったりすることが原因だと考えられているそう。
前述の漢方薬には、体内の水分バランスを整えたり、水の流れを良くする効果があります。
漢方薬による体質改善をおこなう1番のメリットは、根本的な解決になることではないでしょうか。
対策③「耳の血行を良くする」
先ほど、「耳の気圧センサーが敏感になっていると、気象病が起こりやすい」というお話をしました。
では、なぜこの気圧センサーが敏感になるのかというと、耳の血行が悪くなっているから。
耳の血行促進を図ることで、気圧の変化の影響を受けにくくなるのでは? と考えられています。
耳をマッサージしたり温めたり、これならいつでもどこでも手軽にできるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
対策④「耳栓」
耳栓を装着し、気圧差を感じにくくする方法です。
耳栓の違和感が気にならない方であれば、就寝時に装着することで、寝ている間に受ける気圧の変化を軽減できます。
防音用のものより、気圧を調節する機能がついたものの方がオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「お天気が原因ならどうしようもないんじゃないか」と、これまで辛い思いされてきた方の参考になれば幸いです!
ちなみに私も最近、気象病デビューしました……耳をマッサージしながらこれを書いています(苦笑)
一緒に梅雨を乗り切りましょうね。
それではまた、次回のブログでお会いしましょう♪
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