皆様、ご機嫌よう!
CONNECT枚方の稲葉でございます。
数日前までは世間はクリスマスで、ケーキだ!チキン!プレゼントだ!と活気がありましたが、クリスマスが終わったら一気にお正月モードに変わってその速さに毎年驚いています(笑)
12月は師走とも言われ、「経をあげるために師僧が東西を馳せ走る月である」ことからそう呼ばれるそうです。
私は小学校の時に、国語で「師とは先生のこと、先生が走るほど忙しい」と教えてられた記憶があります。
また、その言葉の続きには「だから、おうちのお手伝いをたくさんしましょう!」というものがありまして、その頃の純真無垢な私は、それはもうお手伝いに精を出しましたとも!
(大掃除の手伝いくらいですが・・・・)
その話はさておき、皆様、年末年始はどのように過ごされる予定ですか?
私は昔から家族と家でゴロゴロして過ごしつつ、親戚の家に挨拶をしにいくのが定番です。
ただ、ここ数年は年末年始に一年の疲れが出るのか、インフルエンザでもなく、コロナでもなく「ただの風邪」という診断がつく、高熱に悩まされて文字通り、寝正月を過ごしております(笑)
ニュースで見ていると、除夜の鐘を聴きそのままお寺で新年を迎える方、初日の出を見に行かれる方、海外で過ごされる方と様々な過ごし方があるので、もし、これが我が家の過ごし方!があればぜひ教えていただきたいです。
それでは、今回のメイン!枚方事業所、食いしん坊代表としては外せない話題で、ブログ納めをしたいと思います!
お正月に欠かせない食べ物・・・・「おせち」です!
皆様はおせち料理を食べる意味や、それぞれの料理の意味をご存じでしょうか?
知っている方は復習のために、知らない方は話題のネタ集めとして見てくださ~い
おせち料理とは?
おせち料理といえば、お正月に食べるもの!というイメージがありますが、元々はお正月に限った料理ではありません。
おせちとは、季節の節目の「節」の日を指す言葉で、平安時代の朝廷が、正月を含めた5つの節句に「五節会」という儀式を行い、その中で神様に供えていたのが、おせちです。
そのため、神様へのお供え物である「おせち」を一緒に食べることで、ご利益にあずかるという目的があります。
その他にも、
年神を迎えるときは煮炊きなどを慎むため
(包丁=「縁を切る」という意味があり、正月に包丁を使うのは好ましくない風潮もあります)
料理を作る人が骨休めできるようにするため
などの理由もあります。
また、おせち料理の具材にもそれぞれ意味がありますので、そちらもご紹介いたします!
具材の意味とは?
黒豆
昔から、大豆などの穀物には邪気を払う力があると考えられてきました。
その考えから、黒豆には邪気払いの意味が含まれております。
また、黒く日焼けするほどマメに、勤勉に働けるようにとの願いが込められています。
数の子
卵の数が多いことから子孫繁栄を願う縁起物とされています。
数の子はお正月の時が旬の食材だと思っていましたので、普段からスーパーで売られていると知って驚いた記憶があります。(笑)
田作り
片口イワシの稚魚を干して飴炊きにしたものですが、名前だけだと料理だと思わなかったのは私だけじゃないはずですよね?
片口イワシは、農作物の肥料として使った田畑が豊作になったことから、五穀豊穣を願うものになりました。
かまぼこ
この時期になると数多くのかまぼこが店頭に並ぶのを目にします。
かまぼこ自体に何か意味があるわけでないようで、紅白、または松竹梅の柄などでおめでたさを表し、飾り切りで鶴や松などの縁起物に見立てています。
また、赤には魔除けの、白には清浄という意味があります。
伊達巻き
一見和風ロールケーキと言えなくもない一品で、ご飯なのかデザートなのかという論争が繰り広げられているとかいないとか・・・?
伊達巻きの形が巻物に似ているため、知識が増えるようにとの願いが込められています。
きんとん
漢字では「金団」と書くそうで、黄金にたとえて金運を呼ぶ縁起物とされています。
紅白なます
お祝い封筒にもある水引をかたどっているとされ、平安や平和を願う想いが込められています。
鯛の姿焼き
語呂合わせの「めでたい」から来ている説もありますが、それだけではなく、恵比寿様が持つ魚と縁起の良いものとされています。
鰤の照り焼き
出世魚である鰤は、立身出世を願う縁起物です。
我が家ではお雑煮に入れるのですが、今の所、お雑煮に入れているご家庭に出会ったことがないので、家もそうしているよ!って方いらっしゃいましたらお教えください!
筑前煮
穴が多く、将来の見通しがきくとされる「蓮根」、小芋をたくさんつけることから子孫繁栄の縁起物とされる「里芋」、土の中で根を張る根菜を用いて、末永い幸せを祈願する意味があります。
最後に
おせち料理は種類が多く、そのすべてに何かしらの意味が込められています。
全て紹介するととんでもない数になってしまいますので、私の独断と偏見でご紹介いたしました。(笑)
おせち料理を食べる時、その食材に込められている意味を調べながら食べると、またひと味違ったおせちを楽しむことができると思いますのでお試しください!
今年もふざけているのか、真面目なのかわからないブログを書かせていただきましたが、来年もこの調子でブログを書いていけたらと思っております(笑)
それでは、皆様良いお年を!
新しい年、お会いできることを楽しみにしております♪