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リワーク支援とは?向いている人やメリットなどを解説!

2025.03.21

福祉制度

こんにちは!

就労移行支援事業所CONNECTです。

皆さんは「リワーク支援」という言葉を聞いたことはありますか?休職されている方が職場復帰をする前にサポートを受けられる制度のことです。

本日は、リワーク支援とはどのような制度なのか、向いている人、メリットについてご紹介していきます。

この記事は次のような人にオススメ
  • リワーク支援に興味のある方
  • 休職中で悩んでいる方
  • 復職したいと思っているけど、不安があるという方

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リワーク支援とは

リワーク支援とは、うつ病や適応障害、双極性障害などの精神的な理由で休職した方が、職場復帰に向けて心身のコンディションを整え、再発予防や再就職への準備を行うための支援プログラムです。「リワーク(Re-work)」はReturn to Workの略で「再び働く」という意味があり、単に仕事に戻るだけではなく、安定した就労を長く続けていくことを目指します。

リワーク支援では、グループワークや個別カウンセリング、生活リズムの改善、ストレスマネジメント、ビジネススキルの再習得など、様々なプログラムが組まれています。また、職場との調整や復職後のサポートも行うことで、スムーズな社会復帰を支えます。

対象者は

リワーク支援の対象となるのは、主に以下のような方です。

  • リワーク支援の対象は、民間企業等の雇用保険適用事業所に雇用されている休職中の方。※国、地方公共団体、行政執行法人及び特定地方独立行政法人は、対象外となります

特にうつ病や適応障害、双極性障害、不安障害などを抱える方が多く利用しています。企業に在籍しながら休職中の方はもちろん、すでに退職したけれど再就職を目指す方も対象となる場合があります。
リワーク支援は、医療機関、就労移行支援事業所、自治体のプログラムなど、様々な場所で提供されています。利用することで、復職後の「また休んでしまうかもしれない」という不安を和らげ、無理なく働き続ける力を養うことができます。

リワーク支援に向いている人

・確実に復職したいと思っている人

リワークは元の職場に復帰したい人の制度のため、元の職場に戻りたいのかという点が重要なポイントです。心療内科などで治療を行い、精神状態が安定してきた段階で、復職したいと考える人に向いています。治療や考える時間を経て、復職を希望しなくなった場合は転職など他の道を検討してみましょう。

・復職の意思があり、復職後の不安がある方

復職はしたいけど、すぐに元の生活に戻ることに不安のある方にも向いています。リワーク支援はサービスを提供する機関によってプログラムの内容が異なりますが、様々なプログラムを通して復職の準備を進めていきます。第三者の目線からアドバイスをもらえるので、客観的に自分の状態を確認することができ、焦らず、自分に合ったペースで復職に向けて準備ができます。

リワーク支援の種類

リワーク支援には、大きく分けて以下4つの種類があります。

①医療リワーク

精神科や心療内科などの医療機関で行われるプログラムのことで、医師や臨床心理士など専門的なスタッフのサポートが受けられます。再休職にならないための心の安定や病状の回復といった治療も含めたプログラムを行うことが特徴です。

また、全ての医療機関で医療リワークを実施しているというわけではないため、通院しているクリニックや主治医を変更しなければならない可能性もあります。

②職リハリワーク

各都道府県に設置された地域障害者職業センターが実施しているプログラムで、休職中の社員、雇用主、主治医の3者をコーディネートし、職場復帰がスムーズに進むようサポートしてくれます。

休職者と雇用主のそれぞれに対し職場復帰に向けたサポートを行いますが、特に治療は行いません。基本的に費用は無料ですが、利用者が多いため実際に利用するまで数か月待たなければならない場合もあります。また、雇用保険財源事業のため公務員の方は受けられないので注意が必要です。

③職場リワーク

企業が独自に行う復職のための制度のため、所属している企業がリワークプログラムを導入している場合は利用可能です。社内に専門の部署を設置している場合や外部の機関を利用している場合もあります。

社内で行われるプログラムのため、より職場復帰へのイメージがしやすくなりますが、会社内で同僚などを見かける可能性もありますので、それが精神的な負担になってしまうという場合もあります。

④福祉リワーク

就労移行支援事業所など民間のリワーク施設が行うプログラムのことで、CONNECTもこちらに分類されます。福祉制度を利用したサービスになりますので、障害福祉サービスの受給者証を申請する必要があります。

生活リズムを整えることや、コミュニケーション能力の回復など、復職に必要なスキルの訓練を受けることができます。復職後のフォローをしてくれる施設もあり、長期的なサポートを受けられる点も魅力の一つです。

【関連記事】休職中→職場復帰に備えるために▶

リワーク支援のメリット

無理なく職場復帰を目指せる

休職をすると、起きる時間や寝る時間、ご飯の時間など、日々のルーティンがなくなってしまい、生活リズムが崩れてしまうことが多くあります。リワーク支援を利用し、体力を回復させながら、少しずつ生活リズムを整えていくことができます。

また、休職中には人と話す機会も減ってしまいますが、業務上必要なコミュニケーションの方法なども実践的に練習することができるため、無理なく職場復帰を目指すことができます。

休職の再発防止がしやすい

うつ病などで良好なメンタルヘルスを維持できなくなってしまい休職されるケースが多く、一度休職をしても、復職後の過ごし方や考え方によって再発してしまう方が少なくありません。リワーク支援を受けることで、休職中に障害の自己理解を深め、ストレスの対処法などを学ぶこともできるので、復職後の再発防止に役立ちます。

適切な復職のタイミングを決めやすい

リワーク支援を受ける中で、そろそろ復職できそうか、もう少し休職した方がよいかを施設のスタッフなどから客観的に今の状態を判断してもらうことができます。リワーク支援を受けずに復職する場合、もう大丈夫だろうと自己判断してしまったり、まだ十分回復していない状態で焦って復職してしまうこともあります。

どの段階まできたら復職すべきなのか迷うこともありますが、そのようなときは第三者のアドバイスを元に適切な復職の時期を決めていくようにしましょう。

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リワーク支援を受ける際に気を付けるポイント

利用期間と費用がかかる

利用する施設やプログラム内容により異なりますが、リワーク支援は3ヶ月〜1年以上の利用が一般的です。休職してから症状が落ち着くまで一定の期間を必要とし、復職の準備が始められそうになってからリワーク支援を受けるため、ゆっくり復職の準備を進められる分、ある程度の期間を必要とするので、人によってはデメリットとなるでしょう。

また、利用するリワークの種類によっては費用がかかる場合もあります。

効果には個人差がある

リワーク支援を受けたからといって、必ず復職できる、再発しないという訳ではありません。その人にとって適切な支援を受けられたら復職の可能性は高くなりますが、絶対ではないという認識も必要です。自分にとって必要な支援なのか、最適な支援は何なのかを考えるためにも、リワーク支援を行ういくつかの施設に話を聞いたり、見学したりすることがオススメです。

 まとめ

今回は休職中のリワーク支援についてご紹介しましたが、就労移行支援事業所のCONNECTもリワークとしてご利用いただくことが可能です。復職に向けての訓練だけでなく、産業医に訓練の様子などを共有させていただき、よりスムーズに復職できるようサポートさせていただきます。

ご興味のある方は、是非お問い合わせください。

まとめ
  • リワーク支援は休職中で復職の意思のある方が利用できる
  • 復職は自己理解と焦らないことが大切
  • リワーク支援を受ける際は見学をする
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